3/2~3/6まで、台湾サイクルショーへ行ってきました。
世界一の自転車製造国としても大変有名な国、私も訪れるのは初めて。
4日間、台北にいて感じたことについてお伝えいたします。
自分たちが宿泊したホテルは台北のこの辺り。
街中を歩いてみてまず、驚いたのは道路を走っているのはモーターバイクばかりだということ。
自転車に乗っている人はほとんど見かけませんでした。
割合はモーターバイク:自転車=100:1ぐらい。
自転車で有名な国だから、街中も自転車が沢山走っていると、
単純に思い込んでいた自分に恥をかいた瞬間でもありました。
車道は車とモーターバイクの交通量が多く、歩道は歩行者が多くて道幅が狭い。
この地域の道路環境だと自転車を楽しむのは難しそうです。
ただ、台北101のような観光地として有名な場所に近づくにつれ、徐々に歩道も広くなってきました。
自転車道も整備されていて、より走りやすい環境へなってきているようです。
その流れを見ていると、これから台北は自転車で走りやすくなってくるのだと思います。
素敵な自転車生活を送るためには、自転車だけでなく、走る環境が整っていることが非常に重要だと感じさせられました。
台北サイクルショーでは様々な自転車の関連の商品が展示されていました。
が、中でも私が注目したのはタイヤです。
ファットバイク、+規格のセミファットバイクはもう珍しいものではなく、各タイヤメーカーに必ずラインナップされた標準的なタイヤになっていました。
選択肢が少なかった極太のタイヤですが、今では他のサイズと変わりないバリエーションがあります。
興味深かったのは、オンロードを走る自転車にも同じファットタイヤの波が来ている事です。
もちろん、MTBのような3インチを越える極太タイヤではなく、700x40cや650Bx42cという従来よりも少しだけ太いタイヤのラインナップが多いように感じました。
それに合わせてファットバイク・セミファットバイクのリムも豊富な展開がありました。
今後、より主流になって来るでしょう。
このように台北サイクルショーはタイヤ・リム周りの「太い」をキーワードに充実していました。
今、太いタイヤの自転車に乗っている人も、これから乗ろうとお考えの方も安心して下さい。
これからバリエーションがもっと沢山増えてきそうですよ。どうぞ、お楽しみに。