紅葉の綺麗な晩秋。
自転車に乗る、山を登る、街を走る。
気温の変動が激しいこれからの時期ですが、細身でかさばらず、風をブロックするから体も冷えないジャケット&ベストです。
アップグレードした、patagonia/パタゴニアのウィンド・シールドシリーズをご紹介。
(左から)
patagonia/パタゴニア ウィンド・シールド・ベスト ¥15000(税別)
patagonia/パタゴニア ウィンド・シールド・ジャケット ¥21000(税別)
去年から大幅に生地が変わり、より寒い時、より風が強い時に着た時に快適になりました。
まずはフロントから。
生地の厚さが3.5オンスから5.5オンスへ。
防風のフィルムがより強化され、安心感のある生地へ。それは触ってすぐにわかるほど。
(昨シーズン)
(今シーズン)
肩の縫い目がなくなったので、バックパックなどを背負った時の肌への干渉もなくなりました。この縫い目と肌の干渉は、個人的にものすごーく気になるところ。
(左が今シーズン)
胸ポケットのジッパーは2センチほど長くなり、大きめの携帯電話もすんなり収納することができます。
音楽プレイヤーのイヤホンも内側から通せるようになっていて、外でコードがブラブラすることもなし。
ハンドポケットがつきました。きっとユーザーからの要望だったのでしょうが、個人的にはこのジャケットにポケットはつけて欲しくなかったなぁ。他のジャケットと同じ仕様になると、必要性にかけてしまう。しかし、普通に考えると便利になったということですよね。
袖口は親指用ループは今年から排除され、今シーズンは袖丈が短くなりました。手の平に比べて甲がしっかり隠れる斜めの裁断になっています。
(昨シーズン)
(今シーズン)
メインジッパーは裏地のストッパーがついて、閉じているジッパーの隙間から入っていた風を遮断。
細かいアップグレードですが、ここも大事です。
(昨シーズン)
(今シーズン)
背中側は、昨シーズンはキャプリーンアンダーウェアの素材。通気性重視な生地でした。
今シーズンは、脇の辺りから背中にかけて少々目の詰まったジャージー素材。昨シーズンに比べて約2倍の厚さに。
ジャージーパネルはストレッチがよく効き、肌触りもよく、見た目以上に通気性もいい優れものです。
さて、昨シーズンと今シーズンでは、どっちがいいかと言われると・・・汗の乾きの速さでいうと昨シーズン。アンダーウェアが薄手で済むと思うと今シーズン。テクニカルなのは昨シーズンで、マルチに使いまわせるのは今シーズン。同じ製品でも、全く別物になった感じです。
サイズ切れはしていますが、昨シーズンの製品が若干残っていますので、今シーズンのものと着比べていただいて、相性のいい方をどうぞ。フィット感や重量感、デザインなど確かめてみてください。