アルミになった33rpm? Un Authorized 16apmに乗ってきました

Un Authorizedから、33rpmのアルミ版ともいえる新しいハードテールMTB「16apm」が登場します。

価格は税込286,000円。2026年10月上旬発売予定で、現在、店頭・オンラインショップで予約受付中です。

発売前に小田原のフォレストバイクで試乗してきました。最初に目を引くのはアルミフレームの造形と、少し無骨なシルバーカラー。実際に乗ってみると、見た目以上に印象に残ったのは扱いやすさでした。

Un Authorized 16apm FLOTING SILVER 車体全体

アルミフレームの造形がかっこいい

Un Authorized 16apm アルミフレームの造形

Un Authorized 16apm ヘッドチューブ周辺

16apmを横から見ると、短いチェーンステー、寝たヘッドアングル、高めのBBという、Un Authorizedらしい特徴がよく分かります。近くで見ると、アルミのチューブ形状や溶接部分に存在感があります。

今回紹介するカラーはFLOTING SILVER。アルミの素地に、泥で汚れたような表情をイメージしたカラーです。使い込んだような雰囲気で、16apmのフレーム造形によく合っています。

カラーはFLOTING SILVER、OLIVE、SANDの3色。OLIVEとSANDも取り寄せできますので、希望のカラーがあればご相談ください。

33rpmに近いジオメトリ。その乗り味は?

ジオメトリは、Un Authorizedのクロモリハードテール「33rpm」とほぼ同じです。

そのため、33rpmらしいタイトなトレイルでの扱いやすさや、下りでの安心感は16apmにも受け継がれています。

一方で、フレーム素材はアルミ。もっと硬く、路面からの入力が直接伝わってくる乗り味を想像していましたが、実際にはガチガチという感じはなく、意外としなやかです。

リアまわりにはアルミらしい硬さも少し感じましたが、今回の試乗車はタイヤにチューブが入った状態です。フレームだけの違いとは言い切れないので、このあたりはチューブレス化して、もう少し乗り込んでみたいところです。

サイズ表記にご注意ください

16apmのサイズ展開はS、M、Lです。33rpmと比べると、サイズ表記がひとつずつ大きくなります。

16apm 対応する33rpmのサイズ
S XS
M S
L M

たとえば33rpmのXSに乗っている方は、16apmではSが対応します。ご注意ください。サイズ選びに迷った場合はご相談ください。

BMXのような腰高感が楽しい

乗った瞬間に感じたのは、良い意味でBMXのような腰高感です。BBが高く、車体の上に立っているような感覚がありました。

バイクの上に乗せられているというより、自分の下で車体を動かしやすい感覚。リアセンターも短く、曲がりたいところでくるんと向きを変えてくれます。

前輪を上げたり、ちょっとした段差やジャンプで車体を抜いたりする動きも素直です。ジャンプの抜けもよく、スピードを出し続けなくても遊べます。

日本のタイトなトレイルでは、こういう動かしやすさが楽しいです。速さだけを狙うのではなく、ラインを変えたり、地形を使ったりしながら遊びたい人に合うハードテールだと思います。

完成車は33rpmよりフロントが低く感じるため、そこが怖い場合はライズの高いハンドルへ交換する方法もあります。こうした乗り手に合わせた調整がしやすいのも、ハードテールの面白いところです。

140mmが意外としっくりくる

Un Authorized 16apm 140mmフロントフォーク

16apmは、フロントフォークのストロークが140〜160mmに対応しています。

33rpmには160mmフォークが付いているので、そのアルミ版と聞くと、16apmにも160mmを付けて、より下り寄りに仕上げたくなる人は多いと思います。僕たちも乗る前は、せっかくなら160mmが似合うのでは、と考えていました。

ただ、完成車に付いてくるのは140mm。小田原のフォレストバイクで実際に乗ってみると、この140mmが意外なくらいしっくりきました。

160mmよりフロントが低くなるため、前輪へ荷重をかけやすく、登りやバンクの続くコースでも扱いやすい。短いリアセンターとのバランスもよく、パンプトラックやジャンプでも車体を素直に動かせました。

フォレストバイクのように大きなガタガタが少なく、バンクや縦の動きを楽しむコースなら、160mmがなくても十分です。むしろ140mmの方が、16apmの軽快さを楽しみやすいと感じました。

もちろん、富士見パノラマのような激しい下りまで走りたいなら、160mmへ変更して下り寄りにする楽しみもあります。ただ、最初から交換する前に、まずは完成車の140mmで乗ってみてほしいと思いました。

完成車は価格を抑えるためにフォークが控えめになりがちですが、16apmには最初からしっかり遊べるフォークが付いています。ここは完成車としてかなり好感が持てるところです。

完成車で遊べて、カスタムもしやすい

Un Authorized 16apm SHIMANO DEOREドライブトレイン

Un Authorized 16apm リアエンドとドライブトレイン

ドライブトレインはSHIMANO DEORE。山で使うために必要な性能をきちんと押さえつつ、消耗や修理のことまで考えやすい構成です。

リアエンドはUDH、BBはねじ切り式のBSAを採用しています。

UDHなら、今後ドライブトレインを交換するときの選択肢を広げやすく、BSAのBBは交換部品を見つけやすいのが利点です。特別な規格に縛られにくいため、買った後の修理やカスタムで困りにくい。長く乗るうえで大事な部分です。

Un Authorized 16apm 標準装備のドロッパーポスト

ドロッパーポストも完成車に標準装備されています。これも、うれしいところです。

完成車のまま山へ持っていけて、乗りながら必要なところだけ変えていける。最初から高価なパーツで固めるのではなく、きちんと遊べるところから始められる構成になっています。

最初に変えるならタイヤ

Un Authorized 16apm タイヤとリアクリアランス

16apmを購入して、最初にカスタムするならタイヤです。

標準のリムはチューブレス対応ですが、完成車に付いてくるタイヤはチューブレス非対応です。そのため、試乗車もタイヤにチューブが入った状態でした。

チューブ入りではパンクを避けるために空気圧をあまり下げられず、小田原でも、もう少しグリップが欲しいと感じる場面がありました。実際、コーナーでちょっと滑って怖かったところもあります。

そこで、まずタイヤをチューブレス対応のものへ交換し、そのままチューブレス化したい。空気圧を下げやすくなり、トレイルでのグリップや乗り心地も引き出せます。

走る場所に合わせたタイヤ選びからチューブレス化まで、納車時にご相談ください。

16apmはどんな人におすすめ?

16apmは、初めての本格的なハードテールを探している人はもちろん、すでにフルサスペンションMTBを持っていて、もっとシンプルに遊べる一台が欲しい人にも面白いと思います。

短いリアセンターと動かしやすい車体、完成車に付く140mmフォークのバランス。速く走ることだけでなく、コーナーや段差、ジャンプを使ってトレイルそのものを楽しめます。

そして、アルミフレームの造形や、FLOTING SILVER、OLIVE、SANDからカラーを選べることも、このバイクを選ぶ理由になります。

YouTubeでも紹介しています

小田原のフォレストバイクで16apmに試乗した様子は、YouTubeでも紹介しています。実際に走っている様子や、140mmフォークの印象はこちらからご覧ください。

2026年10月上旬発売予定。予約受付中です

Un Authorized 16apmは、2026年10月上旬発売予定。価格は税込286,000円です。サイズはS、M、L。カラーはFLOTING SILVER、OLIVE、SANDの3色です。

Un Authorizedの33rpm78rpmは入荷しています。45rpmは取り寄せ対応可能です。モデル選びもお気軽にご相談ください。店頭では33rpmと45rpmに試乗でき、78rpmの試乗車も準備中です。

店頭では、サイズやカラーをご相談いただきながら予約できます。OLIVEとSANDも取り寄せ可能です。初回入荷分には限りがありますので、気になる方はお早めにご相談ください。

Un Authorized 16apmのご予約はこちら

遠方の方は、オンラインショップからもご予約いただけます。

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