ブリッジクラブをもっと速く。700C化と40Tのカスタム事例

こんにちは。グランピーの池田です。

今回は、SURLY BRIDGE CLUB(サーリー ブリッジクラブ)を、もっと速く走れるようにカスタムした2台をご紹介します。

どちらも「重い側のギアが足りない」というご相談がきっかけ。通勤で使われている一台は700C化と40Tのチェーンリングで、キャンプツーリングなどに使われている一台は650Bのまま40Tに変更しました。

ブリッジクラブは、オフロードを含むツーリングやバイクパッキングにも、カゴや泥よけを付けた毎日の通勤にも使える自転車。それぞれの使い方に合わせて、カスタムの内容を考えました。

一台目は、通勤で使うブリッジクラブ

お客様は、普段から重い側のギアばかりを使われていて、「今のギアでは足りない。もっと速く走れるようにしたい」というご相談でした。

そこで、タイヤの外径とチェーンリングを大きくして、ペダルを1回転させたときに進む距離を増やしました。

700Cホイールと40Tチェーンリングに変更したSURLYブリッジクラブ

タイヤの外径を大きくするために700Cへ

最初に交換したのはホイールです。もともとの27.5インチから、700Cの手組みホイールへ変更しました。

目的は、タイヤを含めた外径を大きくすることです。

タイヤの外径が大きくなると、ホイールが1回転したときに進む距離も長くなります。同じギアで同じペダルの回転数なら、より速く走れるということ。今回は、重い側のギアが足りないというご要望に合わせて、ホイールサイズから見直しました。

ハブはHOPE PRO 5、リムはFORMOSA GR25の組み合わせです。

HOPE PRO 5は、回転の良さと価格のバランスを考えて選びました。落ち着いた色のフレームに、赤いハブがワンポイントになっています。

FORMOSA GR25は、チューブレスに対応したアルミリム。タイヤのビードを支える部分に厚みを持たせた設計が特徴です。グランピーで最近人気のリムで、グラベルバイクだけでなく、ロングライド用のホイールにも選ばれています。

赤いHOPE PRO 5ハブ

タイヤはENVE HEX Carapace

ホイールに合わせて、タイヤも交換しました。今回はENVE HEX Carapaceの700×48Cを装着しています。

走りの軽さを考えつつ、通勤で毎日使うことも踏まえて選んだタイヤです。

太さを残しながら、今回の組み合わせではタイヤの外径も大きくできました。

FORMOSA GR25リムとENVE HEX Carapace 700×48Cタイヤ

クランクは170mmから165mmへ

続いて、クランクを交換しました。長さは、これまでの170mmから165mmへ。

5mmの違いですが、クランクを短くするとペダルが描く円も小さくなります。チェーンリングの歯数と合わせて、ペダルを回す感覚も見直しました。

駆動系を変更するタイミングは、クランクの長さを考えてみる機会にもなりますね。

165mmクランクと40Tチェーンリング

32Tまでだったところに、40Tをどう収める?

より重いギアで走れるように、フロントのチェーンリングは40Tにしました。

ブリッジクラブの最大チェーンリングは32T。40Tをそのまま取り付けると、チェーンステイに接触してしまいます。

そこで、チェーンリングの位置を少し外側へ逃がすことで、40Tを取り付けられるようにしました。変速も問題なく使えています。(クランクとの組み合わせや取り付け位置を確認しながら、今回の車体に合わせて調整しています。)

チェーンリングの位置とチェーンライン

ブリッジクラブはセンタースタンドも取り付け可能。

チェーンリングとチェーンステイの隙間

カスタム後のブリッジクラブに乗って帰られました。乗り出してすぐに、これまでとの違いに驚かれていたのが印象的でした。

毎日使う自転車だからこそ、走る感覚が変わると、いつもの道も楽しみになると思います。今回のカスタムで、通勤の時間がより楽しくなってくれるとうれしいですね。

通勤仕様のブリッジクラブのカゴとバッグ

二台目は、650Bのまま40Tへ

先日、「ノーマルの完成車に、カスタム感を出すには?シルバーパーツでまとめたSurly Bridge Club」で紹介した一台も、40Tに変更しました。

こちらは、キャンプツーリングなどに使われているお客様のブリッジクラブ。やはり「重い側のギアが足りない」というご相談でした。

ホイールは650Bのまま、クランクをFORMOSAの165mmに交換し、40Tのチェーンリングを装着しました。こちらもチェーンリングを外側へ逃がして取り付けています。

650Bホイールを維持しFORMOSAの165mmクランクと40Tを装着したブリッジクラブ

ブリッジクラブのFORMOSA 165mmクランクと40Tチェーンリング

通勤仕様の一台は、タイヤの外径とチェーンリングの両方を大きく。こちらの一台は、ホイールサイズを維持してチェーンリングを大きくしています。

使い方に合わせたカスタム、ご相談ください

ブリッジクラブは、使い方に合わせて組み方を考えられるのが面白い自転車です。

今回は、通勤とキャンプツーリング、それぞれの使い方に合わせて、より重いギアで走れる仕様にしました。オフロードを楽しむ仕様にも、荷物を積んで長い旅に出る仕様にもできるので、組み方を考えるのが楽しいですね。

カスタムのご相談は、ブリッジクラブに限らずお待ちしています。「もう少し速く走りたい」「長い距離を楽に走りたい」「荷物を積みたい」「見た目を変えたい」など、今の自転車でやってみたいことを、ぜひ聞かせてください。普段の使い方や走る道に合わせて、一緒にカスタムを考えましょう。

ご相談、お待ちしています!

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