11月4日（金）気温：朝10℃/昼19℃

今日はフェリーで似島へ。もちろん相棒のクロスチェックも一緒に。でも似島へ行く目的はライドではなく登山です。自宅から自転車に乗って登山口までアプローチするなんてエコですよね。途中フェリーには乗ってますけど。

似島の下調べは特に必要なし。フェリーの客室にガイドマップがTAKE FREEで置いてあります。乗ってる時間は２０分ほどあるので、この時間を利用して計画を練るのもいいでしょう。

さてさて、到着したら港から登山口まで目と鼻の先です。道が細いので気をつけましょう。
シコロタイヤってボイ〜ンボイ〜ンって感じで走るんですね。タイヤ履き替えてから京都でチョロチョロ走ったぐらいだったので、今日はとってもよくわかる。前に履かせてたシュワルベのマラソンは硬い感じだったのにこのギャップは面白い。

足元はトレイルランニング用のアルトラのローンピークを履いてきました。これなら自転車も登山も一足で済みます。ソールはグリップもしっかり効いて◎山用のソックスは分厚いものが多いのですが、アスレチックのソックスも厚手のもがあるのでこちらをチョイスです。

登り始めから２合目ぐらいまではアスファルトが続きますが、その後竹林に変わり足元は落ち葉のじゅうたんが広がってきます。歩きやすいし、フカフカなので一歩ずつ踏み出した時の落ち葉のサクッという音がたまりません。
山頂までは通常50分ほどです。私の場合はたっぷり写真撮ったり休憩したりを繰り返して、１時間ちょっとの道のりでした。途中、地元のお兄ちゃんが登山道わきの草を刈ってくださってて、「ご苦労様です。」というと、笑顔で「お気をつけて。」と優しく言ってくれたり。登山っていいもんですね。鼻の下が伸び伸びですよ。

山頂からの眺望は、なんとも言えない。この上ない。この多島美が見たかった。中国山地の紅葉と悩んだんですが、今日はこっちですね。20人以上がゆっくり座れるであろう山頂に私ひとりぼっち。なんという幸せ。最高のおひとり時間。いつもは気を使って端っこの方でワチャワチャしてるのですが、今日はとことん独り占めしてやろうじゃないか。

では、早速ランチの支度でもしましょうか。カップスープ用のお湯を沸かして、

焦げないように時々トースターを浮かせながら、パンを焼く。バターを塗ってドレッシングをかけて、

はい！出来上がり。今日の山ランチは、生ハムサンドとコーンスープ、オレンジ。
調理時間約５分。カップスープ一杯分ぐらいの量だとすぐに沸きます。
時々聞こえる汽笛の音を聞きながら、海に浮かぶ島を眺めながらのランチ。ステキすぎる。

山頂に着くと汗が冷えて寒くなるのかなぁと思ったけど、風はほとんどないしお天気もいいので、パタゴニアのR2ジャケットがちょうどいい。時折吹くそよ風を通すので、汗も乾いてくれて不快感なしです。
ボトムはディーパーズウェアのワンスウィングパンツできてみました。オールストレッチがとってもいい。段差の広いところも足が広がる広がる。それでいてツッパリ感がないのって最高。登山でコットンパンツを紹介するなんてなんてヤツだ！とお思いの方もいらっしゃると思いますが、このくらいの低山ハイクなら、正直私は何を着用してもいいと思ってます。色々試した結果で自分はこれだと調子がいいと判断してもらえば、それがその人にとって一番納得いくハイク用のウェアだと思うからです。

下山後、フェリーの時間まで少々余裕があったので自転車で走ってみました。老舗の商店に、年季の入った公園。昔と変わらないなぁと思ってたら・・・レンタサイクル店がオープンしていました。島一周のチラシもあって地図も用意されていたので観光客を呼ぶことに力を入れているのかもしれないなぁ。

おっと、フェリーがきましたね。んじゃ、帰りますか。
にしても、ほんっといい山だったなぁ。

最後に、本日使った調理器具のご紹介をします。

ストーブ：ESBIT/エスビット　ポケットストーブ・スタンダード
クッカー：ESBIT/エスビット　クックセットのクッカーだけ
トースター：IWATANI/イワタニ　フォールディング・トースター
水筒：Platypus/プラティパス　ソフトボトル0.5Lにプッシュプルキャップを付けた
カップ：GSI/ジーエスアイ　ホウロウマグカップLサイズ

当店では、アウトドアクッキングに必要なアイテムを揃えています。分からないことや聞きたいことがありましたらお気軽にご相談ください。店頭にないものはお取り寄せも可能です。お待ちしてますよ。

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