1月21日(土),22日(日)
patagonia/パタゴニアのショートムービー(約15分)上映会を開催します。
自然環境の保護、回復のために少なくとも売上の1%を寄付する「1% FOR THE PLANET」をご存知でしょうか?
1985年にpatagonia/パタゴニアの創設者イヴォン・シュイナードが友人と一緒に立ち上げた慈善組織です。
内容は、世界中のあちらこちらで自然生態系がものすごいスピードで傷つき失われている事実に向き合う人々を応援するプログラム。主に草の根環境保護団体で活動している人たちのことを言うのですが、団体の多くは資金に乏しく、注目も浴びていません。注目を浴びていないということは、その環境がどのように崩れていっているのか、ほとんどの人は知らないということです。
日本における数ある中のたった一つを例に挙げてみると、
長崎県東彼杵郡川棚町の石木ダム計画。
13世帯しか住んでいない小さな村ですが、田植えの頃には蛙が鳴き、初夏には蛍が飛び交います。秋にはニホンウナギが棲みつき、コスモスが咲き乱れる、そんな美しい村を水没させてしまうダム計画。佐世保市ではすでに人口減へ向かい、水使用も減量しているにも関わらず、今後さらに過大な水需要が予想されると、事業推進の立場を変えていない現実があるのです。
13世帯の人数では、太刀打ちできない石木ダム計画。ダム計画を反対する村の住人と一緒に活動する環境保護団体に、1%FOR THE PLANETは、寄付をして支援していくのです。
1962年から石木ダム計画が進んでいるにも関わらず、私がこの記事を知ったのは、たった半年前です。パタゴニアの展示会で手に取った本がきっかけでした。
国内には、他にもたくさんの環境保護団体が地道に活動をしてることも知りました。それは私たちの故郷で起こっている内容です。もはや人ごとではないという危機感を覚えました。
1% FOR THE PLANETは、パタゴニアだけではなく、今となっては世界中で1496社の企業が賛同しています。この1% FOR THE PLANETのタグがついた製品を愛用していただくことで、地球の生命維持に貢献している証しとなりますので、ぜひ興味を持っていただきたいと思っております。
今回のショートムービーでは、1% FOR THE PLANETのメンバーがどのような志を持って活動しているかを収めた内容となっております。
観覧は無料で、自由観覧です。上映時間は約15分ですが、ご自分のタイミングで席に着いて、席を立っていただいて構いません。下記の4日間は店内アパレルコーナーにて上映いたします。上映日は観覧しやすいよう、カフェテーブル等をご用意して皆様をお待ちしています。コーヒーやビールを飲みながら、環境に関する資料もご用意しておりますので、パラパラめくりながらくつろいでください。
上映日程
1月21日(土)
11:30 12:30 13:30 14:30 15:30 16:30 17:30 18:30 19:30
1月22日(日)
12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00
皆様のご来店をお待ちしております。