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  • patagonia/パタゴニア ダウン製品と、ナノパフ製品の違い

    土曜日から始まったパタゴニアのダウン製品とナノパフ製品の展示受注会。たくさんのご来店をいただきましてありがとうございます。

    一昨日のブログでは、商品ラインナップしかご紹介できなかったので、ダウンとナノパフって、何が違うの?とお思いの方も多いでしょう。
    今日は、2つの製品の違いについてご紹介します。

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    (メンズ・ダウンセーター・フーディ)

    まずはこちらのダウン製品。

    中のダウンは、天然の防寒素材としては最高の800フィルパワーのヨーロピアン・グース(ガチョウ)です。フォアグラ用のガチョウや、生きているガチョウから無理やりむしって取ったダウンを使用しないというのがパタゴニアのやり方。どこの国のどこの農場で、誰が生産したガチョウのダウンを使用しているか追跡できるようなシステムを取っているのは、アパレル業界の中ではパタゴニアが唯一のブランドです。

    表の生地と裏の生地はもちろんリサイクル・ポリエステル100%。廃棄されたペットボトルなどを再生して繊維から作り、製品に仕上げています。とにかく小さく収納できて、軽さでいうならナンバーワンです。軽さに対しての暖かさも、ダウンに勝る素材はありません。

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    (メンズ・ダウン・シャツ。こちらのダウンは100%ユーズドのダウン製品から再生されたダウン製品)

    使い方としては、じっとしている時に暖をとるならダウン製品が最高に暖かいです。羽毛に包まれている感じはさすが天然素材。昔のダウンはモコモコして見た目も大きいという印象でしたが、近年スタイリッシュなモデルばかりが誕生しております。かさばりを全く感じない厚さで、着心地もいいのでマストな一枚になります。
    ただし、ダウンは湿気に弱いので、雨に濡れたり激しく汗をかくアクティビティには、向いておりません。そんな時はインナーダウンとして着用していただいて、アウターに防水のナイロンシェルなどを羽織っていただくと完璧でしょう。アウターで着用するときは、乾燥した天候下での使用をお勧めします。

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    (メンズ・ナノ・パフ・ベスト)

    続いて、ナノ・パフ製品

    中の綿は合成化学繊維です。難しい話にはなりますが、プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコというリサイクル化繊を使用しております。繊維は驚くほど細く、ダウンと甲乙つけがたいほど柔らかいのが特徴です。
    表の生地と裏の生地はダウン製品と同じリサイクル・ポリエステル100%。ナノ・パフ製品はジッパー部分や、パタゴニアのロゴもリサイクルの繊維を使用しております。今までの中綿はリサイクル繊維を使用しておりませんでしたが、ついにパタゴニアはやってのけましたね。
    そして中綿がリサイクル繊維になったら保温性にかけるのではないかという心配はご無用です。厳しい審査を通過して製品として認められております。このナノ・パフ製品は、市場に出回っている化繊の中で一番保温性に優れていると認められたのです。

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    (メンズ・ナノ・パフ・ジャケット)

    使い方としては、激しいアクティビティ全般に向いております。中綿が化繊なので水分を吸収しません。濡れても中綿のロフトは常に保ち、保温性は低下しませんので多用途に使用可能。悪天候の中でもパフォーマンスを発揮します。ただし、着た感じはダウンのように肌に密着する着心地ではありません。天然素材との違いはここではっきりわかります。
    一番の利点は、汚れたら洗濯機でジャブジャブ洗える事です。その際、柔軟剤は使用しないほうがいいでしょう。防水素材ではないので、本格的な雨など降るときに使用するのであれば、ダウン同様インサレーションとして着用して、防水ジャケットを上に羽織れば完璧です。


    ちなみにこちら↑はナノパフ製品です。

    簡単にご説明しましたが、いかがでしょう?

    用途によって全く使い方が違ってくる2つの製品。見た目は変わらないのに中身は全然違うんです。着心地などは店頭にてご確認ください。ご試着していただくと見えてくるものがあると思いますよ。

    2016/11/15 10:29

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