楕円のギアって、知ってますか?
ローターのQリング。ガチなレーサーから、一般のサイクリストに多く使われてます。
楕円のチェーンリングを使うメリットは?
漕ぐのが楽になって、疲労軽減。ペダリングも上達します。
「乳酸の発生を9%抑え、出力を4%アップする」
最大のメリットは、カッコイイ!と言うことでしょう。
Qリングは大きく分けて4種類。
①ガチな人向けのQリングXL
②普通のQリング
③オールロード系に最適の少し小さめのQリング
④フロントシングルのQリング
取り付けは5ボルト、4ボルトの2種類あります。時計で言うと14時〜16時頃の位置にクランクがきたときに効率のいいペダリングができます。そのため50-34TのQリングは、真円で言うと52-36T相当の大きさになります。
①ガチな人向けのQリングXL
このXLは楕円の大小の差が大きく、慣れないと筋肉を痛めます。その代わりに、すごいパワーで焦げるので、過去の自分よりも最大限のパワーを求める人にオススメのリングです。
②普通のQリング
この形状が一般的なQリング。50-34Tや52-36Tがよく使われてます。タイヤ幅700x23Cや700x25Cの車体には52-36Tがオススメです。700x28Cのようにタイヤ幅が太くなるとタイヤ自体の直径も大きくなるので、50-34Tの組み合わせがオススメです。
③オールロード系に最適の少し小さめのQリング
近年新しいジャンルを確立したオールロード系ロードバイク。その名の通り、太いタイヤの入るドロップハンドル。700x23C〜700x43C、650Bx47など。タイヤが太くなると、タイヤの直径も大きくなるので、Qリング自体も小さくする必要があります。Qリングのラインナップでは、46-36Tがシクロクロス用として紹介されてます。シクロクロス用!と聞くと、それしか使えない?と思いますが、そんなことありません。タイヤが700x32Cや700x40Cのホイールなら46-36Tがオススメです。
46-36TのQリングだとインナーギアが36Tで上り坂がキツイ??そんな時は、スプロケットを11-32Tや11-34Tにするとイイでしょう。
④フロントシングルのQリング
後ろのギアを変えるけど、前のギアは全く変えない!とか、シンプルな方がイイ!そんな人にオススメするのがQCX1。名前はCXですが、オールロードバイクにつける人も増えてきました。そんなに激坂を行かなければ、38TのQリングで大丈夫です。
膝の痛みや違和感ある人、ペダリングがもっと上手くなりたい人、もっと速く走りたい人、カッコよくカスタムしたい人。ぜひQリングを使ってみてください。
デュラエース9100用のクランク対応チェーンリングも入荷しました。
アウター:BCD110x4-OUTER 9100 Q52T-(36) 15,000円(税抜)
インナー:BCD110x4-INNER 9100 Q36T 7,500円(税抜)
膝に優しいQリング、もう一度気にしてみて下さい。
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