あらゆる天候下に対応してくれるジャケット。それはマウンテンパーカーであったり、ウインドブレーカーであったり。皆さんも旅に出るなら薄手のジャケットを1枚、バッグの中に忍ばせて行くことでしょう。そしてパッキングするとき荷物を小さくして持っていきたいというのは誰もが思うこと。
しかし、「ポケッタブル機能(本体のポケットに収納できる)を使うと、着るときにシワシワでとんでもなくかっこ悪い。」というお声をよくいただきます。
そこで今日は、携帯しやすい薄手のフード付きジャケットのシワになりにくい収納の仕方をご紹介します。
まず、ポケッタブル機能(本体をポケットに収納できる)とは・・・。
こちらはpatagonia/パタゴニアのトレントシェル・ジャケットです。左側のハンドポケットに収納ができるタイプです。ポケッタブル機能が付いているジャケットには、ほぼジッパープルが2つありますので、お持ちの薄手ジャケットのポケットを一度確認してみてください。
それでは、くしゅくしゅっと本体を押し込んでいきます。ここでキレイにたたんで入れようとするとうまく入り切りません。あくまで雑にくしゅくしゅと。
このようにポケットサイズに収納ができます。コンパクトにはなりますが、着用するときのシワシワ感は否めません。ミニマリストに向いてる収納の仕方です。
フードの中に入れてしまう、シワになりにくい収納の仕方はこちらです↓↓
まず、前身頃のセンタージップを中心に、袖をたたんでいきます。このときフードの幅に合うように右袖、左袖を重ね合わせるように折りたたんでください。
フードの幅に合わさったら、3〜4回折ってフードの中に収納していきます。丸めていってもOK。
はい。この通りすっぽり本体が入りました。
もっと小さくしたいときは、フードの後頭部についているドローコードを引っ張ってください。引っ張らない方がシワになりにくいので、ご自身で判断してください。
これで出来上がりです。簡単でしょ。洗濯物をたたむような手順でパッパと収納でき、ポケッタブル機能を使うよりシワになりにくいのです。
短所ももちろんあります。フード付きのジャケットしかこの収納ができないこと、ポケッタブルにするよりサイズが大きくなること。
どちらで収納しても、着用していたら自然にシワは無くなっていきますが、シワが気になる方はぜひフード収納をしてみてください。