4日間の夏休み。
福岡の糸島と、筑後川サイクリングロードを走ってきました。
・・・走ってきたというより、散策してきたというのが適切でしょうか。
初めてのコース。信号のない田舎道。涼しい河川敷。ライドあとの温泉街。寄り道しなくてはいけないポイントがたくさんありました。
気温は33℃。台風の影響で風がだんだんでてきましたが、気温は下がりません。汗っかきのわたしはパタゴニアのキャプリーンTシャツにウェーブフェアラー・ボードショーツ(海パン)、足元はチャコサンダル、肩からパタゴニアのトラベル・ミニ・ヒップパック1Lをさげて出発です。
サイクリングロードは、筑後川の河川敷沿いに終点まで伸びています。全長27キロ。往復しても50キロちょっと。アップダウンはほとんどなく、幅広い道なので、女性のビギナーサイクリストにもちょうどいい。
ひたすら河川敷を走っても、広島の太田川沿いと同じ感覚なので、ちょっとコースから外れて走ってみました。
見渡す限り、田んぼ、古民家、畑。
この辺に住んでるトンボは人間を認識していないのかというほど顔にぶち当たってくる。全然スピードはでてないのに、すごい確率で直撃。ついには、笑いが止まらなくなります。
しばらく走ると牛舎を発見。
大人になっても好奇心は忘れず、触れてみたいもの、見てみたいもの、行ってみたいとこは必ず行って、何事も経験したい。だから子牛もなでてみる。予想以上に手が汚れてしまったけど、田んぼに水を入れる水路がいたるところに流れているから、ささっと手が洗えるんだなぁ。これも田舎ならではの特権だ。
ちょっとした街角に、筑後川カッパスロンの広告が。調べてみると、ランのないトライアスロンなんですって。スイムは上流から1キロほど下流に泳いで、バイクはフラットな40キロ。地元の団体が協力して、フラダンスや和太鼓の演目があったりと、比較的、誰でも参加しやすいレースなのかなぁと思ったけど、この写真とのギャップはなんなんだ。ガチのレースなのか???
さぁ、原鶴温泉の看板が見えてきました。そろそろゴールです。いつもは車中泊ですが、この度は自転車にサーフボード、シュノーケルにスケボーなど、大好きなおもちゃをたくさん乗せてきたので布団は乗らず、温泉街に宿をとりました。もはや車は、動くおもちゃ箱です。
今日のようにガシガシ漕がずに、いきあたりばったりで寄り道しながらライドするのもアリですよね。どっちかというとわたしは計画をたてずにコースも決めずに走るのが好きです。そんな感じで気ままに走っても、背中はややびっしょりでした。ウエストのあたりも汗が。まだまだキャプリーンTシャツとボードショーツのセットが手放せません。
さて、今日は、最近カスタムした愛車、サーリーのクロスチェックの初乗りでした。フィルウッドのハブでホイールを組んでもらって、タイヤはシコロタイヤを履きました。あとは、カンチブレーキからポールのVブレーキへ変更。
びっくりしたのは、ハブが違うとこうも変わってくるのか?と言わんばかりのタイヤの転がりだったこと。私のようなド素人でもわかるこの違い。とにかく伸びる。一漕ぎが伸びまくる。ブレーキの効きも違う。少し握っただけで、ギュンって確実に止まる。
それはきっと、パーツをよりいいものにした効果だけではないはず。
日々の汚れを取るのはもちろんのこと、定期的に点検したり、劣化、消耗品をきちんと新しいものに替えないと、このような変化にも気付きにくいのかもしれません。これでも大事に乗ってきたと思ってた私。でも現実は違ってたんだなぁと実感しました。部品の交換など難しいところは、うちの専門スタッフにお願いして、拭いたり汚れをとったりってところは、自分でもっと頻繁にしようと反省。
皆さんも、休日のロングライド、数日間のキャンプツーリングなど、旅に出ることは多いはず。ライド中、快適に過ごせるように、点検、部品の交換を行ってくださいね。
そして、たくさんのお土産話を持って帰ってきてくださいね。お待ちしてますよ。