ENVEホイールのプロトタイプを作っていた際、社員の中でも人気者だったのがこのSES 4.5のロード用ホイールセット。
クリスキングのハブに、DTスイスの板状スポークとの組み合わせ。
初乗りの試運転で、広島の山間にある梶毛ダムまで走ってみました。
距離は約40kmで、人通りの少ない所を選んで平坦な道を走ってみました。
久しぶりに乗ったロードバイク、ENVEのSES4.5ホイールが相まって、正直、怖いくらいの速さです。
地面を走るというよりは、地面を”滑る”ような感覚ですね。
ENVEのリムはすべてカーボン製。ブレーキの制動力を増すために格子状の加工がリムにされています。
滑りやすいと言われるカーボンリムですが、下り坂でもブレーキの効きは全く問題無く、安心して走れます。
ENVE SES 4.5のホイールを使ってみて、最初に違うと感じたのはこの2つの音。
リムとブレーキシューの摩擦音が独特なので、初めて乗る時はその音の厳つさに驚くかもしれません。↓
そして、このホイールにはもう1つの「音」があります。
アングリービー(怒った蜂の音)と言われる、クリスキングハブのラチェット音。
ENVE SES 4.5リムの空洞部分に共鳴して、より一層大きな音が聞こえます。↓
ライダーの体力や経験とは関係なく、このホイールを使ってみて誰でも実感できる点です。
走行中の風切り音も少し違うのですが、こちらは実際に使って体験してみてください。
2017/06/25 16:28