毎年、気になる人が増えてるALL CITYオールシティー。本国アメリカではサーリーよりも人気とか?なぜみんな欲しくなるのか?このブログの最後に太字で書いておきます。
今回はオールシティーの車種別紹介です。どこを走るのに向いてるのか?自分はどれに向いてるのか?迷ってる人はぜひご覧ください。
クロモリフレーム
700x35C幅のタイヤまで装着可能なロードバイクです。
完成車に標準装備されてるタイヤは28C。クランクが52-36Tのスパルタンな設定なので、のんびり走ると言うよりは高速サイクリングにお勧めです。週末、距離100km位で高低差あるオンロードを、サイクルジャージを着て走る人にお勧めです。
アルミ、カーボンに疲れた人にもお勧め!
フレームにはダボ穴がないので、キャンプツーリングには不向きな車体です。
【グラベルロードバイク】 オールラウンダー・長距離向け
クロモリフレーム
ジグザグよりもBBドロップが長いため、低重心でロングライドをしても足が疲れにくい車体です。
1日でしまなみ海道を往復するならこの車体。タイヤは700x38Cで、河川敷などのグラベルロードを少し速いスピードで走破することができます。太いタイヤのロードバイクで、淡々と走る人にオススメの車体です。しまなみ海道を走るなら32C〜36Cがお勧め。
650Bのホイールを用意すれば、650Bx47Cのタイヤも装着可能です。
【MTB系グラベルロードバイク 】 トレイル&キャンプツーリング
クロモリフレーム
見た目のインパクトがあるグラベルロードバイク。どちらかと言うとMTBに近いです。
タイヤは27.5×2.4(650Bx60C)の MTB規格のタイヤを標準装備。トレイルライドをしながらバイクパッキングしたい人にお勧めですが、アスファルトの多い日本では扱いにくいかもしれません。個性を出したいセカンドバイクなどにお勧めです。
フロントフォークにはダボ穴があるため、フロントラックを取り付けて、パニアバッグを装着することも可能です。車重もあるため、とびしま海道、しまなみ海道を走るのは、結構大変な車体です。700Cのホイールセットを用意すれば、700x42Cのタイヤが装着可能です。
650Bx47Cのタイヤは車高が下がるためお勧めしません。どうしても装着したいなら、スペースホースディスクやコスミックスタリオンがいいでしょう。
【キャンプツーリング】 キャンプ・街乗り向け・自転車通勤
クロモリフレーム
とにかくなんでもやってみたい!が形になった車体。
ゴリラモンスーンよりスリムになったキャンプツーリング向けの車体。前後ダボ穴にラックをつけて日本1周することも可能です。BB付近にケーブル受けがあるため、センタースタンドの取り付けはできません。オールシティーの全車種は基本的にセンタースタンドが装着できません。
普段の自転車通勤から、しまなみ海道まで走破可能。いつかキャンプツーリングしたい人に乗って欲しい車種です。車で例えるならSUVになります。
【固定ギア・ピスト】 街乗り・自転車通勤
クロモリフレーム
2009年トラックバイク専門ブランドからスタートしたオールシティー。
このシンプルなシングルスピードはオールシティーの原点です。ちょい乗り街乗り向けで、走行距離10km以内を移動するのに適してる車体です。シングルギア専用設計のため、ギア付きへカスタムすることができません。
完成車には固定ギアが付属で、フリーギアは別売になります。タイヤは700x32Cまで装着可能。長距離は乗らない、普段の足として使いたい人にお勧め。シンプルなスタイルなので、サイドスタンドはつけて欲しくない車体です。
ブログ:街中を速く走りたい人にオススメ!ALL CITYのBIG BLOCKを紹介します。
【固定ギア・ピスト】 ガチのトラック系
アルミフレーム
ブレーキが装着できない、トラックバイクです。
一般的に馴染みのないジャンルで、競輪場を解放したイベントなどで走行可能です。前後ブレーキが取り付けできないため、一般公道で走行することはできません。
Koochella Rising from All-City Cycles on Vimeo.
【コミューター】 街乗り・コーヒーライド
クロモリフレーム
2020年にマッチョマンディスクの後継モデルとして発表されて車体。
ギア付きモデルは700C仕様、シングルギアモデルは650B仕様になります。特徴的なRエンドで、別売りの右ディレイラーハンガーを購入しなくても、シングルスピードモデルにカスタム可能です。
フラットハンドルなので長距離は不向きですが、自転車通勤から街乗りまで楽しめる車体です。サーリーのナイスラックを付けて、前カゴとパニアを付ければ、コーヒーライド専用バイクとしても楽しめる車体です。
【コミューター】 街乗り・コーヒーライド
クロモリフレーム
ギア付きモデルよりもシンプルなスタイルで乗りたい人にお勧め。
平坦な場所の移動は最強です。ディスクブレーキ、シングルスピード、フラットバー、これぞ街乗り最強の自転車です。大きなフロントラック 装着して、ピザを買いに行く自転車にもおすすめ。
700Cのホイールセットを用意すれば、SSCXにも対応します。別売で右ディレイラーハンガーを購入すればギアードにカスタム可能です。ディレイラーハンガーは年式で形状が異なります。購入前に年式の確認をお願いします。
【シクロクロス 】 シクロよりも、実はオールロードが本命
クロモリフレーム
前作マッチョキングの最新モデルです。
名前が変わりましたが、前作と同じジオメトリー(設計)です。CX用の自転車ですが、オールシティーの中でも一番重心の高い車体なので、よく走る設計になってます。ジグザクよりもBBが高い位置にあるので、よく走り、よく進み、漕いでて楽しいCXジオメトリーは、時間のない大人にぴったり。
短い距離、短い時間でも120%楽しめるスペックになってます。超個人的意見ですが、時間のない大人を最大限楽しませてくれるのが、このCXジオメトリーです。
650Bx47Cも装着可能で、一台の自転車で2台分楽しめます。700x30C〜32Cくらいのスリックタイヤを入れたら、ロードバイクよりも速く漕げる気がします。午前中だけサクッとライドする人に超お勧め。当然、しまなみ海道、とびしま海道も走れますが、重心が高いので、長距離乗ると疲れやすいかもしれません。足と会話しながらライドを楽しんでください。
サイクルジャージを着て長距離、長時間を120%楽しむなら、BBドロップが長いコスミックスタリオンがお勧めです。
ブログ:これが最新のクロモリフレームのシクロクロスバイク!【Allcity NATURE CROSS】
【シクロクロス 】 SSCX変態向け
クロモリフレーム
こちらはネイチャークロスのシングルスピードモデル。
海外にはこのフレームを使ってギアードにしてる人が数名。別売りのRディレイラーハンガーを購入すればRメカの取り付けが可能です。ただ、このモデルはエキセントリックBBです。数年後にエキセントリック特有の異音に悩むのが嫌な人は、素直にネイチャークロス ギアードモデルの購入がお勧め。
チェーンたるみは、エキセントリックBBで調整します。Rコグを交換した際のチェーン調整は、慣れないと少し面倒かもしれません。
俺はどんな路面状況でもシングルが好きだぁ!と言う変態な人にお勧めの車体です。
最後にMTBがあったのですが、いつの間にか廃盤になってました。オールシティーファンの願いが叶う頃に復活してるでしょう!多分。
どうでしたか、自分はこのモデルだな。と少しでも理解できたと思います。なぜオールシティーに乗ってしまったのか?みんなこう言います。「かっこいいから」です。
店頭在庫あるオールシティーは県外発送可能、金利0%のグランピーローンを利用して購入可能です。