サーリーのロングホールトラッカーを、街中で最高に使いやすい自転車へ。
長年ツーリングの相棒として使って来たお客様の自転車をご近所の買い物ように再カスタムしました。
ハンドルは、NITTOのb602F bosco barを採用しました。
手前にグイッと曲がり、上体が起き上がってくるため、ゆっくりと乗るには最高のハンドルです。
グリップは、ブルックスのPLUMP LEATHER GRIPS。
使えば使うほど、味が出てくるレザーグリップ、エイジングが楽しみですね。
今回装着したようなアップハンドルを装着する時のポイントは、ステムを長めのサイズへ一緒に交換することです。
短い長さのステムだと、グリップ部が手前に来すぎてしまうため、100mm以上の長さのステムを装着してあげると、良いポジションになります。
今回は、シムワークスのTomboy stem 110mmを使用しました。
サドルは、使い続けて7年になるブルックスのB17 サドル。
100kmを超えるようなロングライドでも、お尻のパット無しでも痛くならないと好評です。
フェンダーは、シムワークスbyホンジョのTurtle 58 Brass。
くすみを帯びた独特の雰囲気は他では出せない渋い一品。その重厚感も真鍮製ならではでしょう。
リアキャリアは、NITTO rivendell big back rack 32R。
極めて頑丈な9mmのパイプを使用し、重い荷物の積載にも耐える耐久性重視のキャリアです。
ダルメッキ仕様が渋さをより一層際立たせ、天板が広く、上部への積載も得意です。
クランクセットは、ホワイトインダストリーズのR30、TCRチェーンリングセット。
ペダルは、MKSのツーリングペダルネクストを採用しました。
ここからは、サーリーのロングホールトラッカーについて基本的な説明をしていきます。
通勤、街乗り、サイクリング、旅行。幅広い用途で使えるサーリーの自転車です。
定番モデルクロスチェックやストラグラーの違いは、小さめの26インチホイールが採用しているので、コンパクトで乗りやすい事。
26×2.35のような極太タイヤも装着できます。
また、荷物をたくさん載せても安定するように、フレームが頑丈に作られています。
世界旅行のような非日常的な使い方、チャイルドシートを付けてお子様の送り迎えのような日常的な使い方もOKです。
サーリーのサイズ感です。参考にしてください。(ロングホールトラッカー、ディスクトラッカー、クロスチェック、ストラグラー等)
155cm前後の人は 42サイズ
165cm前後の人は 46サイズ
167cm〜170cmの人は 50サイズ
170cm~173cmの人は 52サイズ
173cm~178cmの人は 54サイズ
178cm~181cmの人は 56サイズ
このサイズ感は目安なので、股下の長さなどでサイズ感も変わってきます。
ロングホールトラッカーは、日常でも使える自転車なので、セカンド自転車にもオススメです。ドロップハンドル仕様、フラットハンドル仕様、なんでもできます。
子供送り迎え仕様!
街乗り、サイクリン仕様。
キャンプツーリング仕様。
完成車をカジュアルカスタム!
どんなスタイルで乗ってみたいですか?今まで、ロングホールトラッカー気になってた方、自分仕様のロングホールトラッカーを手に入れてください。
ここからは、ロングホールトラッカーの完成車紹介です。
非常に頑丈で長持ちし、世界中どこの国でも手に入る標準的なパーツを採用したフレームは、世界旅行をするようなベリーハードな自転車旅行者から絶大な信頼を得ています。
もちろん、その頑丈さは毎日使う自転車としても大切なポイント。
日常の脚として実用的にしっかり使えることもロングホールトラッカーの良い所です。
各部の詳細を見ていきましょう。
バーエンドコントローラーはシンプルな構造なので、転けても壊れにくく、砂利が入っても簡単に外してクリーニングできます。
世界旅行も視野に入れるロングホールトラッカーは、旅中に壊れない事が重要になります。その配慮の結果がこのバーエンドコントローラーですね。
昔、サーリーのメンバーに聞いたのですが、
氷点下で雪の中を走ると、複雑な構造の変速レバーは内部で水滴が凍り、動かなくなるなるとのこと。
そんな時はこんなシンプルなレバーが良いんだよ!って言っていました。
超厚手の厳冬用グローブでも変速操作がし易いこともメリットだそうです。
Vブレーキになり、制動力もより強くなりました。
重たい荷物の運搬もこれで一安心ですね。
タイヤサイズは26×1.75。
太めで少々の段差もへっちゃら、街中ライドにももってこい。
これぐらいの太さだと、タイヤが衝撃を和らげてくれるので乗り心地がすごく良いです。
ホイールにもワンポイントの注目点あり。
ロングホールトラッカー完成車のホイールはスポークが36本あります。
標準的な32本タイプより4本多く、重たい荷物の運搬にも耐えられる超頑丈ホイール。
後々チャイルドシートを付けてお子さんの送り迎えをしたり、
学生の自転車旅で日本一周に使おうが、びくともしないでしょう。
もし、スポークが折れてしまっても大丈夫。
予備のスポークホルダーがフレームについているので、修理する時はこちらを使ってください。
ズレないと評判の前後ボルト止めシートポストに、座り心地が良いと評判のWTB VOLTサドル。
完成車ですが、使う人のことをしっかりと考えらているパーツチョイスだと思います。
前のギアはトリプル仕様で、後のギアは10段のワイドギア。
どんなにキツい坂でもこれだけの変速ギアがあれば、難なく登れるでしょう。
重たい荷物を載せたときにも、ちゃんと使えるギアが準備されているのはありがたいですね。
輪行の時に便利なチェーンフック。
後の車輪を外した時に、チェーンをここに掛けると、べろ〜んと垂れずに済みます。
サーリーから最近発売された、ロングホールトラッカー/ディスクトラッカー専用のセンタースタンド台座(1,300円)も完成車に付属します。
自転車を直立して駐輪できるセンタースタンドは、チャイルドシートを付けた人や自転車旅をする人にお勧めしたいアイテム。
スタンドをフレームにしっかりと固定できるので、このアイテムはホントにありがたいです。
自転車の発送も可能ですので、遠方の方もぜひご相談ください。
24回まで金利手数料無料のGrumpyローンもあります。→ 詳しくはこちら
完成車は税抜188,000円、フレームセットは税別72,000円です。