「寒くなくて、雨の日も着れたらいいなーってぐらいのジャケットあります?」
秋〜冬にかけて、一番多い質問。
一言で簡単に答えるなら、
「大体、どのジャケットでもいけます。」
と、答えてしまいます。
というのも、雨の種類も様々。
シトシト降る雨なのか、一日中ジャンジャン降る雨なのか、急に降ってきた夕立みたいな雨なのか。
今日は、この時期オススメしたい2種類のジャケットの違いを書きますので、使い分けの参考にしてください。
patagonia/パタゴニア メンズ・トレントシェル・ジャケット ¥18000(税別)
今シーズンのNEWカラー:(左から)fluid Green,Pintbrush Red
防水性 ☆☆☆☆
完全防水です。一日中ジャンジャン降る雨にも耐えられます。縫い目もシーム処理されているので大丈夫。
ツバの付いたフードで、しっかり雨を弾きます。
どの防水ジャケットも同じだと思いますが、アフターケア(洗濯など)を怠ると劣化が早いのでご注意を。
防風性 ☆☆☆☆☆
完全防風です。それでいてかさばりにくく、しなやかな生地なので☆5つ。
様々なアクティビティで使用できます。
透湿性 ☆☆
防水ジャケットの中では、まずまずです。
ジメっとした日本の気候にそって作られていないので、梅雨時期に着ているとムレます。そんな時は、脇の下のベンチレーションを活用するとあっという間に換気ができるので、そこはとても便利です。
軽さ ☆☆☆☆
Sサイズで314グラムです。
類似のジャケットと比べても軽い方です。
生地感 ☆☆☆☆
完全防水の生地は、裏に「バリヤー」と呼ばれる防水/透湿素材を張り合わせていますが、このトレントシェルも同様です。
その中でも、より防水性が高いものになると価格が上がったり、バリヤーがパリパリとした硬い素材になることが多いのですが、トレントシェルは比較的柔らかく、パタゴニア独自で開発した「バリヤー」を使っているので、価格も抑えられていてコスパ高しです。
自転車に乗るときも防寒になるし、カッパとしても使えます。
ウィメンズもあります。
場所と気候によっては、通年着られるトレントシェル。
grumpyにも今シーズンの新色が店頭に並んでいます。
サイズ感は、アメリカサイズなのでワンサイズ大きめ。
S,Mサイズをご用意しております。
patagonia/パタゴニア メンズ・フーディニ・ジャケット ¥13500(税別)
今シーズンのNEWカラー:Navy Blue w/Paintbrush Red
防水性 ☆
こちらのジャケットは、ウィンドブレーカーの位置付けなので撥水程度。
シトシト降る小雨なら十分対応ができます。冬場の悪天候では、インナージャケットとして着ると暖かく、さらに雨風の侵入を防ぎます。
防風性 ☆☆☆
この薄さ、軽さで防風なのはありがたい。
エアコンの風が苦手な方はこのジャケットをどうぞ。防風なので、今まで着ていたカーディガンより快適に過ごせます。
透湿性 ☆☆☆☆
ほぼムレ知らず。
ふわりとした着心地なので、肌への接地面が少なくベタつきも皆無。
軽さ ☆☆☆☆☆
フードもついてフルジップでポケットもついてSサイズ100グラム。
軽すぎる。見た目も着心地も軽すぎる。しかも気軽な価格。
生地感 ☆☆☆☆
透け感強し。インナーを考えないと透けます。
しかし、この透けるほど薄い生地でありながら、引き裂き防止の加工なので素晴らしい。何かに引っかかっても、最小限の破れですみます。もちろんパタゴニアはリペア可能。
ウィメンズもあります。
旅行に行く時、自転車に乗る時、天気が読めない時、何かといつも持ち歩いているフーディニ・ジャケット。
サイズ感はスリムフィット。アメリカのサイジングなので、袖丈などは長めになっています。
こちらも今シーズンのカラーが店頭に並んでいます。
S,M,Lサイズをご用意しています。
最後に、両方のコンパクト性。
トレントシェル・ジャケット ☆☆
ポケッタブルになるデザイン。余裕を持った大きさのポケットなので、収納しやすいのが特徴。ただし見た目は少々大きめ。たたんで収納するのではなく、くしゅくしゅと適当に押し込むタイプのポケッタブルです。
フーディニ・ジャケット ☆☆☆☆
こちらもポケッタブルになるデザイン。胸ポケットに収納するようになっているので収納サイズに余裕はなし。ギリギリ押し込めるサイズです。サイズは超コンパクト。サイクルジャージの背中ポケットにインしといても不快感なしです。
ジャケットの違いは、以上です。
なんとなくご理解いただけたでしょうか。
シーンによって防水ジャケットと防風ジャケットを使い分けてみてください。
片方しかお持ちでないなら、ぜひご購入を!