ずいぶんと報告が遅くなってしまいましたが、11月最後の週末に、ここ数年、毎年恒例になっている秋の吉無田高原へダウンヒルレースへ行ってきました。
DHseries 第6戦 吉無田高原ステージ
早朝(深夜?)3時に広島を出発し、8時位に熊本に到着。どうしても吉野さんちの牛丼が食べたくなりちょっと寄り道して9時頃、会場の吉無田高原 緑の村に到着。
今回はコースが大幅に見直され縦の動きが多い楽しいコースに進化していました。
熊本の伝説のコース”DirtLand”を運営していたローカル達が作るコース、かつてのDirtLandを彷彿とさせます。
Day1
プラクティスとタイムドセッション。
朝の冷え込みでコース内に出来ていた霜柱が溶けだしコースはベチャベチャ、快晴でコースコンディションが回復傾向だったので参加者みなスロースタート。
思い思いに準備したりおしゃべりしたりまったりしたり。
のんびりと平和な時間が流れつつ、プラクティスもタイムドセッションも無事終了。
タイムドセッションというのは、本戦へ向けた予行演習のようなもので、翌日の本戦の出走順が決まります。
このタイムドセッションで速かった人ほど出走順が後ろになります。
表彰はないけど順位はついて、ポイントランキングのポイントも付与されます。
自分の今の立ち位置が確認できます。
1日目のスケジュールをすべて消化し、お待ちかねの温泉と美味しいビールを堪能。
今回のお宿は会場近くの貸し別荘。
もう十数年の付き合いとなるローカルの皆さんとご一緒させていただきました。
僕にとってこのDHS吉無田は年に1度の同窓会的なレース。
レースをするためというよりもローカルライダーたちに会いに行くという意味合いの方が強いかも。
大人らしく囲炉裏の火を囲んでまったりおしゃべり…
というわけにはいかなくて、どうしようもない話や組体操したり、40前後のおっさんが集まって大騒ぎです。
今回も腹筋が筋肉痛でレースどころではなくなるくらい笑いました。
動画撮ってたんですが酷すぎて表に出せません。笑
Day2
本戦の日。1日目とは打って変わって温かい日。
午前中はプラクティス。午後から本戦。
朝から暖かくコースコンディションが良いため早くから練習走行している人も。
お昼休憩を挟んでいよいよ本戦。
泣いても笑ってもこのレース最後の1本。
一つでも上の順位を狙っているガチモードの人もいれば、順位に関係なくレースというイベントを楽しむ人もいたり心持ちは様々。
思い思いに本戦をスタートし、このレースを締めくくります。
結果が発表され満足顔の人、悔しさを滲ませる人、あいつに勝ったとか負けたとかこれも様々。
これがレース。これもマウンテンバイクの楽しさの一つ。
僕はと言うと路面コンディションの良くない1日目のタイムドセッションでまあまあのタイムでいいポジションだったので、コンディションが回復した本戦はコケなきゃいいタイム出るだろうと高をくくっていたら、落ち着きすぎた走りをして、皆がタイムを伸ばす中タイムが伸びず、結果順位を落とすことになりました笑
このDHseries、レースの形式自体はガチ仕様なのですが公式戦と違いピリピリした空気はなく、ガチじゃなくても許されるおおらかな雰囲気が魅力です。
初心者でも存分に楽しめるレースなので、レースに出るほどの実力ないから〜…と言われる方にも出てみることをオススメのイベントです。
近場のレースから遠征までいろいろあるので気になる人はお問い合わせください。
一緒に楽しみましょう!
ちなみに今シーズンのDHseriesですが1月最終週に宮崎県の法華嶽で最終戦が予定されています。
予定が合う人は行ってみてはいかがでしょう?