日本の自転車が、もっと元気になって欲しい!
沢山の海外メーカーの自転車に乗ってきた経験の中で、もっと使いやすい自転車が作れるのではないか?と、思い立って作った自転車がSig.Randoです。
自転車で旅したり、通勤の脚として使ったり、近くの島へサイクリングに行ったり。
そんな広島のフィールドで得た経験から作りました。
フレームの基本カラーには日本を意識させる色にしたいと思い、4つの色を作りました。
Sig.Randoを末長く使って欲しい、そんな思いを込めてお届け致します。
↓「Setouchi」
島々に囲まれた日本の海、山々から流れてくる栄養たっぷりの水のような感じ。
実はもっと爽やかな色でも良いかなとも思っていました。
ただ、昔グランピーペインターの竹之下がヨットに乗っていた頃、瀬戸内の海でひっくり返った事があるという苦い思い出が、そうはさせてくれませんでした。
時には穏やかに、時には厳しく接してくれる瀬戸内の海。
生活に寄り添った飽きが来ない海の色、そんな色を目指して作りました。
↓「Icho」
紅葉仕掛けのイチョウの葉、少し緑みで、濁った渋い感じ。
自然界にあるイエローカラーは一言では表しにくい、素敵な色をしています。
グランピーペインター竹之下が、秋の山の中へ出掛けるといつも考えてしまう事。
それは、自然の中にはキラキラとした原色が無いこという事です。
いつも見ていた山の色は、少し濁った中間色。
自然溢れる中に溶け込むような山の色、そんな色を目指して作りました。
↓「Momiji」
誰もが知る日本の伝統色、秋の美しき紅葉、伝統工芸品のような感じに。
漆器、神社の鳥居、印鑑の朱肉、万葉集の中にも登場する、日本に溶け込んだものを。
美術品が好きな竹之下が取り入れたかったのは「和」のイメージ。
慎ましくとも威厳を放つ、歴史ある色。
日本で受け継がれて来た朱の色、そんな色を目指して作りました。
↓「Nashiji」
無難な色として使われる黒という色。しかし、今回はただの黒ではありません。
日本の伝統工芸品である、漆のおぼんや箱細工を見て思うのは、色がお互いに引き立てあっているという事です。
色彩の中にある金や銀の細工、絵柄がそれぞれを強調し合う事で素晴らしい逸品になるのだと。
Nashijiとは、色を引き立て合わせる技法の名称。
輝くものがあって黒が引き立つ。黒があるからこそ輝ける。
そんな、色の表裏一体は絶対あると思うのです。
「黒が輝く存在に」そんな色を目指して作りました。
以上の4色がSig.Randoの基本カラーになります。
また、各フレームセットには「Sig.Rando」とロゴが入ります。
ロゴはホワイトカラーのステッカータイプです。
そして、フレームの前面には「真鍮ヘッドバッチ」が付きます。
デザインは瀬戸内のとある島をイメージ。
このデザインはオリジナルボトルともリンクしますので合わせて見てください。
真鍮バッチは経年変化で色味が変わり、徐々に深い色合いに変化します。
毎日の通勤の足として使う方、休日の趣味として使うサイクリストの方。
それぞれの使い方によって、色合いが変わるヘッドバッチです。
Sig.Randoに乗る一人一人の安全を願いつつ、最後の仕上げとして装着致します。
Sig.Randoは店頭に試乗車をご用意しています。
試乗車は、普段着も気兼ねなく乗れる街乗り仕様です、ぜひお試しください。
Sig.Rando フレームセット
◯基本サイズ
・S 身長155~165cm(水平換算TT528mm、ST470mm)
・M 身長165~175cm(水平換算TT550mm、ST530mm)
・L 身長175~185cm(水平換算TT573mm、ST568mm)
◯価格
税抜 108,000円(フレーム・フォーク、基本カラー塗装)
カスタムカラーについては、上記の金額プラス1万円〜お受けできます。
お問い合わせは店頭、またはコンタクトページからどうぞ。