見た目の印象や乗り心地、操作性を簡単に変えれらるのがハンドル周りのカスタムです。
ダウンヒルを快適に走りたいとか、登りを楽にしたいとか、単純にカッコよくしたいとか。
初心者の人でも気軽にカスタムできるけど、ハンドルバーもステムもサイズがいろいろあってどれにするか迷いますよね。
今回はハンドルとステムの選び方のヒントを紹介します。
ハンドルとステムのサイズの意味は?
最初にハンドルとステムにはどんなサイズがあるのか簡単に説明します。
ハンドルには
・幅
・ライズ
・バックスウィープ
・アップスウィープ
・クランプ径。
ステムは
・長さ(リーチ)
・角度
・クランプ径
というサイズあります。
いろいろありますが最初のうちは
・ハンドルはライズと幅
・ステムは長さ(リーチ)
だけ選べばいいと思います。
ただし、クランプ径は必ずハンドルとステムで合わせてください。マウンテンバイクならクランプ径は35mmがいいでしょう。
サイズの違いでどう違うの?
ハンドルバーはライズが大きくなれば身体が起き上がって操作性が良くなります。
低くなれば前傾になって登りや巡航が楽になります。
ステムは短くなればハンドルが近くなって操作性が増します。
長くすればハンドルが遠くなって姿勢がゆったりとして登りや巡航がしやすくなります。
具体的な例をあげると、
トレイルライドやダウンヒルなど山で遊びたい場合は40ミリくらいの短いステムに、30ミリくらいのライズのハンドルバーがいいです。
ハンドルを近く高くすると上体が起きあがり自然と重心が後ろにいき前転しにくくなります。
上体が起き上がることによって下りでの安心感が増します。
幅は好みですが、身長に関係なくまずは760ミリくらいがいいと思います。
ハンドルを低く遠くすると重心が前に行くので下りが怖くなります。
乗りこなせればカッコいいですがシビアな重心移動が必要なので上級者向けのセッティングです。
初心者のうちは攻めたセッティングにするよりは無理なく楽しく遊べるセッティングがいいです。
僕のアイビス リプモはレンサルの20ミリライズのFATBAR LITE 35 ハンドルバーとリーチ40ミリのAPEX 35 ステムです。
ダウンヒルレースに振ったセッティングです。もう少しハンドルを高くしたいので30ミリライズに替えようと思っているところです。
街乗りの場合は少し変わります
街乗りがメインの場合はステムを60ミリくらいの少し長いものするといいです。
40ミリ前後の短いステムはサドルに座った状態が多い街乗りだと窮屈に感じると思います。ステムを少し長くしてやるとゆったりした姿勢になるのでオンロードでの移動が楽になります。
今使っているものがどんなサイズなのかを知れば、それを基準にできるので選び易くなります。
まず現状のサイズを調べて、そこからどうしたいのかを考えてみましょう。
現状がわからないという場合は自転車持ってきてもらえれば直接アドバイスや交換もできます。
マウンテンバイクを買って純正のままだから何かカスタムしたいって人はハンドル周りからカスタムするのがいいですよ。
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