試乗車のマウンテンバイクに乗った時にドロッパ―シートポストを初めて体験してその便利さに気づいてしまったオーナー様が普段街乗りで使われているマウンテンバイクをドロッパ―シートポストにカスタムしました。
ドロッパ―シートポスト
登り下りを繰り返すトレイルではサドルの高さをいちいち調整するのは面倒です。
そんな時に走りながらでもサドルの上下が出来ればなんて便利だろう…ということで生まれたドロッパ―シートポスト。
レバー操作で高さを調整できる事務椅子のごとく、手元のレバー操作でサドルを上げ下げできるとても便利なシートポストです
マウンテンバイクには欠かせないパーツの一つとなりました。もうドロッパ―シートポストがないなんて考えられません。
だけど、ドロッパ―シートポストが便利なのは山の中だけではないのです。
街乗りでも積極的に使って頂きいたい!
オンロードの場合、漕ぎやすい高さにサドルを合わせるとつま先がギリギリ地面に届く高さになると思います。
この高さだと、例えば信号待ちなどで停止する場面では、トップチューブを跨ぐようにサドルから降りたり、つま先ついてプルプルしながら待ったりすると思います。
そんな時にドロッパ―シートポストがあるととても助かります。
信号待ちなどで停止するとき、手元のレバーを操作して座ればそのままサドルが下がります。
足をしっかり地面につけて待つことができます。
青になって漕ぎだすと同時にレバーを操作しながら立ち上がると自動的にサドルが上がって漕ぎやすい高さになります。
とても快適。
他にも、急な上り坂でもう登れない!と思った時にレバーを操作してサドルをさげると安全に停止できたり、サドルが低い状態で乗り降りできるので楽ちんです。
必ずしも必要はないけどあるとすごく助かるドロッパ―シートポスト、街乗りでもとても便利なので超オススメです。
クロモリフレームでも合うものがあります
今回はサーリーの2代目カラテモンキーをドロッパ―シートポストにカスタムをしました。
使用したのは、PNW componentsのPINE 太さ27.2mm / 90mmストロークのモデル。
一般的なものより細く短く、クロモリフレームにも対応できます。
この2代目カラテモンキーなどまだドロッパ―シートポストが一般的でなかった頃のフレームでも使えるケーブル外装仕様です。
手持ちのクロモリマウンテンバイクにドロッパ―シートポストを付けたいといった場合はこのPNWのドロッパ―ポストが使えるかもしれません。
他にもありますドロッパーポスト
今回のドロッパ―シートポストカスタムは2代目カラテモンキーでしたが、現行のカラテモンキーのシートポストのサイズは30.9mmに変わっています。
All-Cityのエレクトリッククイーンも30.9mmです。最近のクロモリマウンテンバイクは30.9mmが多いように思います。
サンタクルズ カメレオンやコナ ビッグホンゾは31.6mmです。
最近のマウンテンバイクにオススメしたいのが9point8のFALLLINEドロッパ―ポスト。
ブログ ☞ 「あとちょっと短かったら…を実現できる!長さをカスタムできるドロッパ―シートポスト。9point8 Fall Line / ナインポイントエイト フォールライン」
75mmストロークというショートストロークのモデルからラインナップしているので、身長が高くない人や大きいフレームを使っている人でもドロッパ―ポストが使えます。75mmでもストロークや全長が長すぎるという場合はさらに短く詰めることができるのがこの9point8のFALLLINEドロッパ―ポストの特徴。
極端なはなしストロークを10mmにすることもできます。
今まで使える長さがなくて諦めていた人にもオススメのドロッパ―シートポストです。。
ドロッパ―ポストのサイズ選びは少しややこしいのでこの動画を参考にしてください。
わからない場合は実車を持ってご相談いただければちょうどいいものをご提案できます。
オンラインショップで見る ☞ 「PNW Components PINE ドロッパーシートポスト 27.2mm用」
オンラインショップで見る ☞ 「FALL LINE ドロッパ―シートポスト 75mm-150mmストローク 9point8」