なぜチューブレスは良いと言われてるのか?それを考えた時、一つの答えが出ました。
いろいろ経験すると相性の良い組み合わを見つけることができます。それを知ってる人なら誰でも「チューブレスは良い!」と言ってるような気がします。
このブログを見れば抱えてた不安がなくなり、安心してサイクリングを楽しむことができます。今回はオンロードバイク、グラベルバイクユーザー必見です!そろそろタイヤ交換が必要な方は、ぜひ参考にしてください。
ほとんどの完成車はリムとタイヤがチューブレスに対応してるので、リムテーム、バルブ、シーラントの3点を購入すれば簡単にチューブレス化することができます。
まず、今乗ってる車体のタイヤとリムを確認してみましょう。
(チューブレス対応○ チューブレス非対応×)
・タイヤ○ + リム○ → リムテープ、バルブ、シーラントを購入すれば、チューブレス化できます。タイヤは、ほぼ新品が好ましいです。
・タイヤ× + リム○ → チューブレス対応のタイヤ、リムテープ、バルブ、シーラントを購入すれば、チューブレス化できます。
・タイヤ× + リム× → チューブレス対応のホイールとタイヤ、リムテープ、バルブ、シーラントを購入すれば、チューブレス化できます。
チューブレスにしてみたいけど、心配なことが多い!何を揃えたら良いか分からない!その人のためにおすすめのタイヤ、グッズ、アイテムを紹介します。
1:タイヤ
2:リムテープ
3:バルブ
4:シーラント
5:空気入れ
1:タイヤ
良いチューブレスタイヤの条件は、空気ゼロの状態からストレスなく空気を入れることができるかどうかです。色々なブランドを使ってみて、IRCとテラベイルがチューブレス化しやすかったです。固くて装着しにくいタイヤは、相性がいいと考えてもいいでしょう。
オールロード用のチューブレスタイヤには、スリックタイヤとセミスリックタイヤの2種類があります。
・主に舗装路を長距離サイクリングする場合 → スリックタイヤがおすすめ。
・河川敷など少し荒れた場所をサイクリングする場合 → セミスリックタイヤがおすすめ。
それでは、各チューブレスタイヤについて詳しくお話します。
【スリックタイヤ】
路面の走行抵抗が少ないので、長時間、長距離走った時疲れにくいタイヤです。
このモデル名はTERAVAIL RAMPART。700Cと650Bモデルがあります。テラベイルのタイヤはLIGHT&SUPPLE(軽量)とDURABLE(肉厚)があります。
LIGHT&SUPPLE(軽量)は、軽くてしなやかで乗り心地が良いタイヤです。
DURABLE(肉厚)は、外側と内側に耐久性の高い補強材があり、パンクしにくいタイヤです。舗装路を長期間サイクリングするなら、パンクしにくいDURABLE(肉厚)がおすすめです。
いつも乗ってるロードバイクは、TERAVAIL RAMPART 700x42C DURABLE(肉厚)を装着してます。現在ダイエット中で脚に負荷を与えるために、あえて重いタイヤをつけてます。
RAMPART 700x42C LIGHT&SUPPLE(軽量)とDURABLE(肉厚)の重量差はたった10gです。※メーカーHPの数値
あの人気タイヤと重量で比較↓
パナレーサー グラベルキング 700x38C 340g
テラベイル ランパート 700x38C LIGHT&SUPPLE 515g
トムソン、イーストン、ポールなどのアメリカンパーツを使って自転車をカスタムしてるなら、テラベイルのタイヤはどうでしょう?
【セミスリックタイヤ】
グラベル、河川敷の少し荒れた場所を走るタイヤ。ゴツゴツしたブロックがないので、見た目よりも軽く走ることができるタイヤです。
このモデル名はIRC BOKEN。700Cと650Bモデルがあります。
これは自分が初めて使ったグラベル系のタイヤで、メーカー推奨の空気圧で河川敷を走ったとき跳ねて乗り心地が悪かった印象です。自分は常に空気圧1.8Barで、メーカー推奨値よりも下げれば河川敷ダートを速く走ることができるので、このタイヤは低圧気味がおすすめです。
このタイヤで2度くらいパンクしたようですが、シーラントが空気漏れを止めてくれました。パンクしても気がつかないのがチューブレスの最大のメリットでしょう。
装着サイズは700x40C。
2年半使用し、いろんな場所へサイクリングへ行きました。また装着したくなる優秀なタイヤです。
2:リムテープ
チューブレス化するときに一番重要な下処理です。これをいい加減にすると、仕上げの空気補充のときに空気漏れが止まらないことがあります。
こちらのブログで詳しく説明してます↓
【簡単!チューブレステープの幅の選び方とシーラントの量】を見る
リムテープの幅を選ぶときは、リムの外幅を測定してください。
3:バルブ
最近のバルブにはコアを外すことができるキャップがついてます。空気を入れる度に、コアの緩みを確認できるので、チューブレスの車体にはこのタイプを愛用してます。
カラー展開が豊富なので、自転車のカスタムの差し色におすすめです。
4:シーラント
がびょう程度の細い穴なら、空いた瞬間に塞いでくれます。
シーラントは定期的に補充する必要があります。目安は3ヶ月に1度です。
シーラントの入れ方、入れる量について、こちらのブログで詳しく説明してます↓
【簡単!チューブレステープの幅の選び方とシーラントの量】を見る
自分は常にSTAN’S NO TUBES TIRE SEALANT 2oz を2本持ってサイクリングへ行きます。グラベルバイクのタイヤサイズに丁度いい容量なので、グラベルバイクユーザーは、常に2本持ってライドに行くとパンクした時に安心です。
5:空気入れ
今までロードバイク用の高圧ポンプが主流でしたが、最近はグラベルバイクに対応した大容量のポンプが登場してます。
この大容量ポンプの最大気圧は7Bar。700x38Cや650Bx47Cなどの太いタイヤの空気圧は2〜3Barなので、このポンプで十分です。ハイボリュームで少ない回数で空気を入れることができるので、チューブレスのタイヤ交換に最適です。
店頭でチューブレスタイヤ交換する際に使用してるポンプです。
LEZYNE SPORT GRAVEL DRIVE
最後に、自分のチューブレスの話をします。
自分はロードバイクと街乗り用のランドーをチューブレス化してます。パンクしたら大変!普段のメンテが大変!などチューブレスのデメリットについて聞くことがありますが、自分の場合は全くデメリットを感じません。
乗り心地が良いし、パンクしても気が付かないので、今の所チューブレス化して良かったと思ってます。
チューブレスは、タイヤとホイールの相性が大きく影響すると思います。この良い組み合わせを知っていれば、特に不安なくチューブレス化することができます。
チューブレス化で心配なことがあれば店頭で相談して、店頭で作業しましょう。
もし迷ったら、この組み合わせをすれば問題ありません。
ベロシティーのリム+IRCチューブレスタイヤ = 相性○
ベロシティーのリム+TERAVAILチューブレスタイヤ = 相性○
マビックのリム+IRCチューブレスタイヤ = 相性○
マビックのリム+TERAVAILチューブレスタイヤ = 相性○
不安なことがあればグランピーで相談お待ちしてます。