2016年モデルのSalsacycles PONY RUSTLER。
日本未発売モデルですが、今回特別に試乗車をで用意できました。
ポイントは”27.5Plusのタイヤが標準装備されたフルサスペンションMTB”という事。
27.5plusの走行感とフルサスペンションの快適性が1度に体験できるまさに一石二鳥の試乗車と言う訳です。
で、早速試乗に行ってきました。
早速試乗すると、リジット派の硬派な考えを打ち破ってしまうような最高の乗り心地。
僕は普段フルリジットで山を走っているので、フルサスペンションの特有の「浮遊感」がすごく面白く感じました。
登りではしっかりとトラクションがかかり、力強くペダリングしてもスリップは皆無。
27.5+のグリップ力も相まって、おいおいこの坂登れちまうぜーっという驚きも。
湿った丸太の上、小石が散乱するダート。いつも走っている山道をとにかく走ってみないと、違いなんて分からない。
フルリジットではガツンっ!!と来る衝撃が、まるでまろやかな板の上を走っているような触感でした。
スリップもしづらく、下りではどんどんスピードが出てしまう(いや、出してしまう!)。
路面からの振動も少なくなり取扱いしやすいので、MTB初心者の人も楽しめると思いますよ。
27.5+のタイヤの外周がは29インチと近くなり、走破性が高く段差があってもグイグイ進む。
タイヤの太さによるエアボリューム感もしっかりと感じられて、沈みやすい砂地でもグイグイ進む。
ワークショップモンキーの今泉さんに「27.5+はええよー!」って言われていたけど、その意味が良くわかりました。
僕も次はこのタイヤを試してみようかな。
※salsaやsurlyの29インチMTBにはこのタイヤが入るので、今これらの自転車に乗っている人はホイールを履き替えるカスタムもありかと。
そしてお客様にこの面白さを体感してもらうべく、一緒に山へ。
「ふわふわ!」「ソファーみたい!」「下り最高ー!」っとPONY RUSTLERを楽しんで頂けたかと。
フルリジットとのあまりの感覚の違いに驚いている方が多かったです。
Salsacycles PONY RUSTLERの試乗車まだ店頭にあります。
店頭前を乗って頂くだけでも、すごく面白いと思いますよ!ぜひ御試乗下さい。