MTB、ロード、シクロ、世に出ている様々な種類の自転車に乗っていると、
ある時、ふと「シンプル」な自転車に乗りたくなる事ありませんか。
テレビリモコンのようにほとんど使わないボタンがあるように、
自分が普段乗っている自転車にも、使わない機能がありませんか。
Surly Steamroller/サーリー スチームローラーは、そんな余計な部分全てを取り除いた最もシンプルな自転車です。
必要最低限の機能にする事で、故障も少なく、長年使っていてもびくともしない。
100年以上変わっていない自転車の基本形、一度は所有して頂きたいですね。
今回組み上げたスチームローラーは、これから何年も大事に使っていきたいというご要望に応えたパーツセレクトです。
ブレーキはTRPのレトロタイプ。ブレーキレバー本体に穴があいたクラシックな見た目。
本来付いているガム色のブラケットをブラックカラーへ変更しています。
サーリーの自転車と相性がいい、シムワークスのクロモリステム、Caroline。
もちろんハンドルもシムワークスです。
コラムスペーサーもクロモリで合わせると段差も無く、スッキリ綺麗にまとまります。
クリスキングのヘッドセットは外せないですね。
ブルックスの生ゴムサドル、カンビウムのC17。
街乗りやツーリングにはピッタリのサドルです。
ホワイトインダストリーのENOクランクセット。
スッキリまとまった感じはシングルスピードならでは。
見ていてうっとりする程の輝きを放つ、MKSのSUPREMEペダル。
抵抗を全く感じさせない回転のなめらかさは驚異ですね。
スチームローラーは太いタイヤが装着できるロングリーチタイプのブレーキを採用。
今回はVelo OrangeのGrand Cru Long Reach Brakesetをチョイス。
前後のハブはフィルウッドのトラックハブで。
アメリカのメッセンジャーから絶大な信頼を得る「絶対に壊れない」と言われる程の耐久性を持ったハブです。
今回は固定ギア。リアのコグもフィルウッドで統一しました。
クラシックな自転車によく似合うH plus sonのThe Boxリム。
タイヤはSOMAの軽量タイヤSUPPLE VITESSEで。
フレームは紺色のオリジナルカラーに塗装しています。
シルバーカラーのパーツと合わさり、落ち着いた見た目となったスチームローラー。
grumpyでも塗装を承っていますので、気分転換にフレームカラーを変えたい人はお問い合わせください。
grumpyのBike Catalogも更新していますので、こちらもご参考にどうぞ。