以前ご紹介したチューブレスタイヤ、Simworks by panaracerのVolummy。
実際にチューブレス化して舗装路、グラベルロード、トレイルと走ってみましたので、少しご報告を。
まず、タイヤを装着して突入したのが苔生える林道。
路面が湿っているうえ、小枝や枯葉が落ちていて、如何にもスリップしそうな場所です。
使ったタイヤは27.5×1.9で、空気の量は高めの3barまで入れてライド。(手で触ってみてパンパンに張っているぐらいです)
ただ、苔の上は予想に反してスリップせず、安心してライドできました。
次に突入したのは、親指大の小石が並ぶグラベルロード。
空気圧も前記の道と同じ値でライド。
ただ、小石の上を走るとタイヤが取られてバランスを取るのも難しい状態。
スリッピーな路面で、スピードを出すのにも恐怖感あり。
そこで、チューブレスの特徴を活かしてタイヤの”低圧化”を実践!
空気圧を3.0bar → 1.5barまで減らして走ってみると、まるで別の自転車のようなフワフワとした乗り心地へ。
(1.5barは、手で触ってみてフワフワとしているぐらいです。)
路面の凸凹を見事に吸収してくれ、安定して走れるのでスピードもUP。
側面の強さも相まって、とても安心感がありました。
チューブレス化すると、低圧にしてもリム打ちパンクをしないのが良いですね!
↓グラベルロードはこんな感じで走っていました。
以前、一緒にライドに出かけたアメリカ人のダンさんも、もちろんチューブレス仕様。
曰く、アメリカではチューブレスを使っている人の方が多いとの事。
↓ダンさんの自転車。1ヶ月のロングツーリングもチューブレスタイヤで!
グランピーでもチューブレス化する自転車が徐々に増えてきました。
ツーリングバイクなら、ガラス片や画鋲などのパンクを防ぎ、
グラベルロードなら、荒地での乗り心地をより良いものへ。
今乗っている自転車をチューブレス化するためには、リムがチューブレスに対応している必要があります。
既に使っているリムがチューブレスに対応している場合は、必要なアイテムはこちらです。
チューブレス用リムテープ 1,500円
チューブレスバルブ 2,500円
チューブレス用タイヤ(シムワークス ボリューミーの場合)6,200円 x 2本
シーラント剤 1,200円
工賃 4,000円
合計で21,600円程でチューブレスが可能です。
※タイヤの大きさや幅によって、価格が若干前後します。
もし、チューブレス対応リムではない場合は、ホイールの組み替え工賃合わせて、上記プラス35,000円程を見込んでおくと良いと思います。
↓グランピー一押しの自転車のチューブレス化に関してはこちらのページもご参考ください。チューブレス化とても良いですよ!