「Sig.Randoが欲しいんだけど、どうすれば良いのか?」
先日、関西にお住いのお客様よりお問い合わせをいただきました。
遠方のため、何度もお店に来て頂くのは難しく、メールにて自転車のパーツ内容を詰めて行き、最後にご来店、パーツ内容の最終確認をさせて頂きました。
Sig.のRandoは発売より大変ご好評で、遠方からのオーダー頂くことも少なくありません。
ただ、今後の点検や日常のメンテナンスのことを考えると、地元の自転車ショップでお買い求め頂くことがベストだと思っております。
現在、Sig.Randoは販売協力店を募集しております。
全国のユーザーよりご注文を頂いていますので、各地域の自転車ショップ様のお手伝いができると思います。
もちろん、弊店からも応援させていただきますので、ご興味のある同業者の方は是非お問い合わせください。
また、ユーザーの皆様でお近くの自転車ショップで入手したいという方は、ショップ様へお取り扱いのご相談をしてみてください。
さて、今回組み立てたSig.Randoのご紹介を致します。
ご使用の用途は、休日に日帰りや1泊2日で旅行に出かけたり、後々はキャンプに挑戦したりできる自転車を。
お客様は既に自転車に乗っている経験者で、キャリアやパニアバッグなどの簡単なパーツはご自身で装着できるとの事。
ただ自転車は徐々にグレードアップさせるより、最初にきっちり揃えて、長く使っていきたいと。
そうやって出来上がったSig.Randoがこちらです。
Sig.Rando Mサイズ(身長170cm前後のお客様向けにセッティングしています)
全体をブラック基調で統一し、ポールとホワイトインダストリーズのパーツでまとめていきました。
フレームはカスタムペイントで、歴代のランドクルーザーの色を参考にペイントしました。
全部のパーツを高グレードにするのではなく、力を抜くところは抜き、入れるところはしっかりと。
お客様の手が小さめなので、小さく握りやすいレバーとしてワイヤー引きタイプのブレーキを採用しました。
ブレーキ・シフトレバーは性能も申し分なく、見た目も良いということでシマノの105を使用しました。
ブレーキはポールのクランパーを採用、無骨でシンプルな作りと強力な制動力を持ったブレーキキャリパーです。
油圧ブレーキにも引けを取らない程の制動力を持っているので、とにかく楽にブレーキを掛けたいという人にもオススメ。
ワイヤー引きのブレーキは効きにくい!?そんなイメージを一気に払拭してくれるブレーキです。
サドルはWTBのシルベラード、少し細身でしっかりスピードを出して漕ぎたい人にもGOOD!
こちらは薄くて固そうな見た目の印象とは裏腹に、実際に座って見ると柔らかくてお尻にも優しいサドルです。
キャンプツーリングバイクにはもちろん、ロングライドをする人にも人気の一品。
上り坂や下り坂、いろんな場所に行っても程よく対応できるのがフロントダブル仕様、アウターギアは48t、インナーギアは32t。
重たいギアから軽いギアまで、幅広いギア比を選択できる組み合わせです。
こちらはお客様自身でたくさんの道を走り、ご自身の走り方にあったギアとして選びました。
ホイールもホワイトインダストリーズでまとめました。
ハブは、回転の軽さに定評があるXMR、リムはグラベルライドにもぴったりなG25Aを。
G25Aリムは同社が自社開発した新商品。
フロント・リア用とホイールのバランスが取れるようオフセットしていたり、チューブレスに対応していたり、ブランドロゴがリムに削り込まれていたりと、他社にはなかなか見られない非常に凝った作りです。
アルミ製のカッコいいリムをお探しなら、G25Aのリムがオススメですよ。
シムワークスのスーパーヤミータイヤとFlat 65のフルフェンダーを装着。
こちらの組み合わせは徐々に定番になってきましたね!
さて、今回のRandoのメインパーツはメイドインUSAの「ホワイトインダストリーズ」と「ポール」です。
何年経っても廃れることなく使い続けられるパーツメーカーです。
Sig.Randoのコンセプトともよく合い、メーカー同士の相性もとても良い、素晴らしい組み合わせです。
カスタムオーダーをお考えの際は、ぜひこちらのメーカーもご一考下さい。
本当にたくさんのSig.Randoをご注文いただき、ありがとうございます。
普段使いのお供として、キャンプツーリングのお供として、お客様のお役に立っていただければ嬉しいです。
今まで納車させていただいたRandoはグランピーカタログにも掲載しております。
現在、自転車をご検討中の方は、こちらもご参考ください。