タイトルにも書いてますが、しまなみ海道、とびしま海道、プラスαレーシーに走りたい人はこのモデルがオススメです。
究極な話をすると、一台の自転車では全ての道を楽しむことは不可能だと思ってます。山ならマウンテンバイク、舗装路ならロードバイク、荒れた道ならグラベルロードバイク。本当コレです。
大人になると遊ぶ時間が足りません。短い距離、短い時間でも120%楽しむためには、よく走る!楽しい!そんな自転車に乗って最高の時間を過ごして欲しいと思います。
グランピーで数年前から提案してるパナソニックCX(シクロクロス)のフレームに700x32Cを付けて走るスタイルはいまだに大人気です。700x32Cの程よい幅で乗り心地良し!多少路面状況悪くても、気にせずにサイクリングを楽しめる!
空気の量が多い700x40Cや650x47Cで走ると、時速20km前後でもすごく楽しめます。
いや、俺はサイクルジャージを着て、もっと軽快にサイクリングを楽しみたいんだ!タイヤは700x28Cまでで十分だ!!と言う方は、今回紹介するディスクロードバイクがドンピシャです。
今回紹介するパナソニックのエンデュランスロードバイクは、BBハイトが高くなり大幅に走りやすくなりました。ちなみに今までのBBドロップ74mm👉65mm!!
自分が所有してる元祖エンデュランスロードバイクFRCD01は、BBハイト(BBドロップ74mm)が低かったのでペダリングにダイレクト感が無い車体でした。
約1cmもBBハイトが高くなったので、漕いだ時のダイレクト感が違います。BBドロップが短いほど漕いだ時のダイレクト感を味わえます。
他車とBBドロップを比較すると、トレックのマドン70mm、キャノンデールのCAAD13 74mm、スペシャライズドのターマック70mmと言った感じです。近年のグラベル系ロードバイクは、だいたい73.5mmになってます。
このエンデュランスロードバイクは65mmです。よく走る理由はここにあります。
ちなみに蛍光イエロー色のSig.ロードバイクはBBドロップ60mmです。パナCXもBBドロップは60mmです。
BBドロップが短い利点は、より高い位置からペダリングをできるので、漕ぐのが楽しい設計になってます。短い距離(30kmくらい)、短い時間でも120%楽しめると言うことです。欠点をいうと、長距離(100kmくらい)、長時間のライドだと通常よりも疲れやすいことです。
パナソニックの自転車は1cm刻みで乗り手にあったサイズを選ぶことができます。
購入するときはメーカーが用意してる完成車で十分です。ハブは回転の良い物その他のパーツにこだわりたい人は、フレームを購入してパーツを選んで組む事をお勧めします。
パナソニックの場合、完成車を購入しても正直言って、価格はお買い得ではありません。持ってるパーツ、使ってみたいパーツがある方は、フレームセットから組んで行きましょう。
・ORCD05 アルテグラ完成車 486,000円(税別)〜
・ORCD05 105完成車 450,000円(税別)〜
・FRCD05 フレーム&フォークセット 235,000円(税別)
※装着タイヤは実際は700x30Cまで行けます。650bには対応しません。
パナソニックの自転車は大阪で作製、溶接や塗装はハンドメイドです。約1ヶ月と言う納期が早いのも特徴です。この冬にオーダーしておけば春には乗れると言う事です!
このORCD05/FRCD05を見ていきましょう。前作のFRCD01系と大幅な仕様変更がありました。
まず、BBドロップが短くなって走りが軽快になったこと、前後スルーアクスルになったこと、ブレーキがフラットマウントになったことです。
フラットマウントの良い点は、ブレーキキャリパーがフレーム外側に出ないため、シンプルな見た目で激しいペダリングの際にかかとがブレーキキャリパーに当たらなくなりました。
当然この機能もあります。車輪を外したときにチェーンを引っ掛けるヤツ。
シフトケーブルは外装式で、ブレーキケーブルは内装式です。Di2仕様の場合、もっとシンプルになります。
BB上からでるケーブル穴からゴミが入るので、結束バンドやゴムのパーツで処理をオススメします。自分の場合は、結束バンドで固定してます。
実際に試乗してみた感想は、漕ぎ出しが軽いです。タイヤの特性なのか?タイヤ自体のコンパウンドが硬めだったので、コンチネンタルのGPやIRCのチューブレスに変えれば、もっと乗り味が良くなるでしょう。
サイクルジャージを着て、SPDSLのシューズを履いて巡航28km/h〜35km/hくらいが楽しい自転車だと思います。ヒルクライムや長距離のライドイベントに使いたい1台です。
現在、アルミフレーム、カーボンフレームのロードバイクを所有してる方へ。ホイールとブレーキを変えるだけでパーツ載せ替えできるので、次の候補にどうでしょう?クロモリフレームでよく走る設計なので、今以上に楽しめる自転車だと思います。
無駄のない力強い雰囲気が最高ですね。
パナソニックのカーボンフォークモデルは、フォーク自体が無塗装になります。グランピーペイントでフレーム同色にペイントすることも可能です。新規購入の際は10000円〜です。
クロモリフレームは10年前買っても、この先買ってもモデルチェンジの無いスタイル。48回払い金利0%のグランピーローン(金利は当店負担)で乗り換えてみませんか?遠方の方も利用できます。
こちらはフレーム&フォークのみ販売のチタンモデル。FRTD03です。
・フレーム&フォークセット 465,000円(税別)〜
※装着タイヤは実際は700x30Cまで行けます。650bには対応しません。
おそらくこの組み上げた状態で70万円くらいでしょう。
このチタンフレームは丸パイプじゃありません。3Dオプティマム・Xバテッド3AL2.5V Ti合金チューブを使ってます。
以前同様のチューブを使ったパナチタンMTBを乗ってました。すごくシナリすぎる自転車で、乗り心地最高でした。
手で凹みます。それくらい薄いチューブを使ってます。
チタンの特徴は、クロモリよりも軽く、クロモリよりもしなる事。チェーンステイのパイプを潰して加工してるので、しなり過ぎないように前に進む力に変えてるのだと思います。
実際に試乗した感想は、まさにその通りでクロモリフレームよりしならない雰囲気で前にグイグイと進んで行きます。ホイールがMAVICのキシリウムエリート(10万円)なので、キシリウムPRO(15万円)の硬めのホイールにした方がチタンの特性を味わえると思います。タイヤはチューブレスにすれば、さらに最高でしょう。
このチタンモデルも前後スルーアクスル、ブレーキはフラットマウントです。
クロモリフレーム同様に、チェーンを引っ掛けるヤツがあります。正式名称教えてください。
チタンモデルにするなら、ブレーキもせっかくなので油圧式にしたいですね。
チタンモデルもブレーキケーブル内装式です。クロモリ、チタン共にDi2仕様も選択できます。
チタンモデルは、ブレーキケーブルがここから出てきます。
この2つモデルはフロントのギアを2段にして、グイグイと漕いで行く人にオススメのモデルになってます。上で紹介した他車の車体よりも重量は重いですが、漕いだ感じは軽く前に進む印象です。
自転車は持つものじゃなくて乗るものなので、車重に騙されてはいけません。軽い自転車が軽く漕げるということは、そんなにありません。良い設計の自転車に乗れば、多少重量が重くても軽く漕げます。
自転車オタクになると、パーツやカラーに目がいきがちですが、本当に重要なのはそうじゃ無い部分です。
1月7日までこの2台をメーカーから借りてます。このモデル気になってる方多数いると思います。試乗できるチャンスです。そして48回金利0%グランピーローン(金利は当店負担)も利用して、自転車ライフを1mでも多く楽しんで行きましょう!
年末年始のお休みは2019年12月30日〜2020年1月3日です。店頭に来れない方は、グランピーオンラインショップにてお買い物をお楽しみください。
パナソニックのよく見られてるYouTubeです