「全てはたった一杯の美味しいコーヒーを飲むために。」
どうせ飲むなら、最高の景色の中で飲みたいね!そんな、ひょんな会話から始まったコーヒーライド計画。
始発の電車に乗り込んで、1日ツーリングへ行ってきました。
今回のライドはまだ行った事がない未開の地。
正直、本当に目的地まで辿り着けるのかわからない場所で、実際に行ってみないと道があるのかわからない所。
さらにハードな路面が予想されたので、旅慣れたお客様と一緒に2人で行ってきました。
少人数の良いところは、場面に応じて臨機応変に対応できる事。
輪行も少ない方が迷惑になりにくいですしね。
電車から降りた後は、1時間ほど田舎道を走り続けました。
目指すのはあの山です。
途中から路面が変わり舗装路からグラベルロードに。
荒れた道でも走れるように、2人のタイヤはグラベル対応ものを装備して行きました。
1つは、WTBのSendero 650Bx47c、オールロードバイク用のオフロードタイヤ。
ちょっとややこしい位置付けですが、要するに細めのMTBタイヤと考えていただいて良いでしょう。(クロカン系のMTBに使ってみても良いと思います!)
ツーリングバイクやオールロードバイクで、雰囲気を変えてオフロード感を出したいならこれ。
MTBまでとは言わないけど、轍やグラベルに突入しても十分遊べるブロックタイヤです!
チューブレス対応。空気圧を高めに入れておけば、舗装路でも結構スピーディに走れます。
もう1つは、コンパスサイクル(Rene Herse Cycles)のスイッチバックヒル 650Bx48c。
乗り心地は最強、スリックタイヤなのにオン・オフロードどちらも走れてしまうツーリングタイヤ。
タイヤサイドが限界まで薄く設定され、むっちりとした乗り心地はまるでサスペンションが付いたような乗り心地の良さ。
舗装路は軽く、林道はマイルドに。次世代のツーリングタイヤと言っても過言ではないかと。
ただ、オフロードライドで気をつけたいのは、角ばった石が多いガレ場で、タイヤサイドを切ってしまう事。
実際に荒れた道を走ってみてどうなるのか??その実験も兼ねてこちらを装着しました。
→結果、5mm程の傷がタイヤサイドに入った程度。
ただ、MTBが走るような道を何日も走ってしまうと、サイドカットしてしまうと思います。
荒く使いたいなら、前述のWTBのSendero 650Bx47cで。
乗り心地はやっぱりマイルド。空気圧を低めで乗れば、振動もバッチリ吸収してくれます。
体重70kgなら、空気圧2.8ぐらいが僕のオススメ。
そんなタイヤの事を気にしながら、どんどん奥に進みます。
さて、今回の服装はこんな感じで行きました。
ジャケットは、7mesh REVELATION JACKET。
自転車特有の前傾姿勢の身体に対応したマウンテンハードシェルで、雨や風を防ぎ、キャンプツーリングやMTBライドにも使える一品。
山の中に入ると急に気温が下がって寒くなったり、雨が降ったりするので、シェル系のウェアは必ず1枚は持って行って欲しいです。
また、自転車で走るとすぐに身体が火照ってくるので、ベンチレーション機能がついたものか、ファスナーで開け閉め出来るタイプが良いです。
例えば、パタゴニア フーディーニ や パタゴニア ダートローマージャケットもベストな選択だと!
コーヒーライドの道具一式が収まる、スイフトインダストリーズのゼイゲイストサドルバッグ。
クリーンカンティーンのワイドボトルは人数が多いコーヒーライドの水運搬に活躍します。
短パンは、RAL by DEEPER’S WAER のFAST PASSのネイビーカラー。
伸縮性があって自転車や普段使いでもストレスフリーなのですが、気に入っているのは耐久性が高い所。
自転車乗りのパンツは、サドルとの摩擦でお尻部分が薄くなり易いですが、1年ガッツリ使ってもこのパンツはそんな様子無し。
自転車で乗れば暑くなり、止まれば寒くなるという微妙な季節はスパッツとの合わせ技が効果的です。
山の中なら、怪我や虫さされの防止にもなるので、自然の中を走るなら是非とも。
今回二人が履いていたのはCCPのサラカラスパッツ、秋、冬、春と3シーズン活躍する一品。
軽量で使いやすいパタゴニアのキャプリーンもオススメです!
そして、山頂へ到着。ひと休憩を入れ、ようやくコーヒータイムへ。
美味しいコーヒーを飲むなら、味も重要ですが景色も同じくらい大切ですね。
コンパクトに折りたためるテーブル(SOTO フィールドホッパーがコンパクトで良いです)と、ワンポイントにランチョンマットを。
同じくコンパクトなガスorアルコールバーナーが湯沸かしで活躍します。
各商品は店頭にありますので、見にきてください!
穏やかなコーヒータイムを過ごした後は、グラベルロードを走り抜け、帰路につきました。
マルチに活躍するコミューターバイク、Sig.Rando。
コーヒーライドやグラベルライドにもどうぞ。
休みの日は、自転車とコーヒーで豊かな時間を過ごして見ませんか?
自然の中で過ごすと気持ちが良くて、気分もすっと明るくなりますよ!
カメラと自転車。休日の午前中に行く3時間のモーニングライド。
カメラと自転車は、すごく相性が良いものです。
自転車の写真を撮るのも、景色を撮るのも、仲間の写真を撮るのも楽しいものです。
自転車を買ったらカメラを持って行ってほしいオススメのスポットを紹介します。
休日の朝、3時間で楽しむサイクリングに行って来ました。
一日中自転車で走りたいけど、家族との約束もあるし、予定もいろいろ詰まってる。
そんな時間が無い時にオススメな目的地と言えば、広島市の西にある「梶毛ダム」です。
広島市内から出発しても1時間30分程で到着する場所、速い人なら1時間もかからないでしょう。
山々に囲まれ、市内に近いので、サイクリングの目的地にするにはちょうどいい場所です。
ダムからの景色はこんな感じです。
広島電鉄の楽々園駅から走ると約30km、標高は200m程です。
今回もカメラを持って、写真を取りに行ってきました。
カメラ・ライドは、気を使わずにすぐに止まって写真が取れるので、2-3人のグループで走るのがちょうどいいと思います。
自転車はSig.randoとピナレロのロードレーサーで車種に囚われずにオールOKな感じで。
自転車とカメラってすごく相性がいいと思います。
特にのんびり走りたい人とか、自然が好きな人には思い出にも残せて◎。
撮った写真は現像して、額縁に入れて、ご自宅に飾ってみてください。
とてもアナログな方法ですが、その時の自転車の楽しさを忘れずに「また走りに行きたい!」ってなるので結構いいですよ。(僕もお気に入りの写真は額縁に入れて飾ってます。)
今回のライドで意外と良かったのが、補給食としてマシュマロを持って行く事。
軽くて甘くて、ちょっと疲れた時にもちょうど良かったです。
梶毛ダムの周りにはカフェもあるので、朝走ったらモーニングを食べて帰るなんてもの良いと思います。
朝8時に出発して、11時にはご自宅へ。3時間のモーニングライドオススメします!
↓午前中にめい一杯走れるならこんな場所もあります。
カメラと自転車。標高700mのコーヒーライドへ行って来ました。
広島県廿日市市にサイクリストに有名な山、それが「極楽寺山」です。
市街地から近く、標高が高い山とも知られていて、トレーニングで登る人も多い山。
実は宮島を一望できる、景色が良い場所で、カメラを持って行くのにもオススメなスポットです。
極楽寺山はグランピーからは約20km、標高は700m程です。
途中からコンビニや自販機もなくなるので、行く人は飲み物を持って行ってください。
山頂までは舗装路オンリーで走って行きますのでロードバイクでもOKです。
ただ、道の途中にはちょっとしたダートロードやトレイルもあるので、遊び心がある人はタイヤの太いグラベルロードの方が面白いかも。
遊び過ぎて変速機の調子が悪い時は、その場でメンテナスを。
修理方法を知っておくと、故障した時も安心、メンテナンスのわからない事はスタッフまで。
山頂には良い感じの休憩場所があって、今回はここでコーヒーを飲むことにました。
みんなそれぞれでコーヒーセットは準備して、ゆったりとした時間を過ごしました。
グランピーでもコーヒーセット販売してますのでよろしくどうぞ。
カメラと自転車のコーヒーライド。
自然の中で飲むといつものコーヒーがより一層美味しくなりますね!
広島市内から約2.5時間、午前中のライドを満喫するならこの場所へ。
カメラと自転車。広島県呉市の灰ヶ峰山まで走ってきました。
広島にはしまなみ海道、とびしま街道、宮島。サイクリングと言えばここ!と言うような有名スポットがたくさんあります。
でも、意外と楽しい場所や、素敵に思える場所は他県の人が知らないローカルなスポットだったりします。
有名では無いけれど、景色が綺麗でサイクリングには持ってこいの場所。今回は、呉市の灰ヶ峰に行ってきました。
ルートはこちら。
広島駅から出発すると往復約65km、目指す山頂の標高は約700mです。
休憩時間を含めて半日程で往復できると思います。
最初は舗装路をサイクリング。
豪雨災害で崩れてしまっていた道路も無事復旧され、忙しく自動車が走っていました。
ライドメンバーは2人で、僕と写真を撮ってくれたロードバイクライダーです。
少数で走ると小回りが聞き、走行スピードも合わせやすいのが良いところ。
山々が紅葉に染まり始め、サイクリングにはもってこいの季節でしたよ。
もっと自然の中を走りたい!という気持ちを抑えられず、予定ルートを外れて田んぼのあぜ道ルートへGo。
草や土の上を走ると、こんな場所でも楽しいんですよね。
あっついなーなんて言いながら、休憩タイム。
こういう道で生きてくるのは、やはり太めのタイヤですね。多少の凸凹道もヘッチャラです。
装着していたのは、コンパスタイヤのスイッチバックヒルを。
ボトルはクリーンカンティーンの特大ワイドボトル。
サイクリング先でコーヒーを飲んだり、調理したりするならこれぐらいの大きさが無いと足りないんです。
場所は変わり、田んぼのあぜ道から、山頂を目指す登りルートへ。
朝・昼・夜の気温差が激しい季節の変わり目。
上り坂を登っている時は汗まみれになり、上着要らず。
逆に休憩場所では体が冷えるので、再び着替える。その繰り返し。
そんなウエアの出し入れをする時にも、フロントバスケットは非常に便利。
ウエアはカゴにポンと入れるだけ。僕はスイフトインダストリーズのシュガーローフバスケットを使っています。
長距離を走るならば、サイクルジャージで走らなければならない。
そんな決まりなんか無くて、カジュアルな服装でOK。
ハンドルもめい一杯高く設定して、前傾姿勢の攻撃ポジションとは縁もゆかりもないポジションを取っています。
気軽に楽しく乗れるがコンセプト。ステムは、グランピーオリジナルステムGS-001です。
パット入りパンツなんて不要!ブルックスのレザーサドルB17。
連続して100km、200km走った事もありますが、お尻が痛くなった事は未だにありません。
ジーパンでサイクリングする時にも非常にオススメの手放せ無いやつ。
シューズは、ムーンスターのハイカットスニーカー、メイドイン久留米。
普段履きで使っていますが、型崩れしにくく、耐久性が高いのが魅力。
パンツはディーパーズウェアのハイキックジーンズ。
歩きやすく、動きやすいので気楽なサイクリングは、ほぼこの組み合わせで行きます。
休憩、走る、休憩、走るを繰り返して、徐々に山頂へ。
下に見えるのは、呉の街。
山頂付近はすっかり紅葉していました。
ようやく到着した灰ヶ峰山頂。
見下ろせば、呉の街が一望でき、街を独り占めしたかのような気分に。
ついに来たかーっていう達成感が凄かったですね。
到着後は、山頂の一番景色が良い展望台にて、コーヒーを沸かして一休み。
普通のコーヒーでもこんな場所で飲むと、まるで別物のように美味しかったです。
景色と会話を楽しみすぎて、展望台でのコーヒーの写真を撮るのを忘れてしまいました。
実際の景色は、ご自身の足で確かめてみてください。
サイクリングを楽しむポイントは、ズバリ、急がないこと。
より速く走る!とり遠くまで走る!のではなくて、周りの風景を楽しみながら走り、時には道を逸れ、休憩をたくさん取りましょう。
推奨する1日の走行距離は50km、どんなに走っても100km以内で考えておくと、余裕を持って景色も楽しめると思います。